イライラが止まらない…女性も男性も心がけたいこととは?

2016.08.06公開 2016.09.06更新
 
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普段の生活の中で「イライラすることが増えたな…」と、感じることってありますよね。

 

イライラが続くと、「病気かも?」と心配して、さらにストレスを感じてしまうものです。

 

そこで今回は、自分のイライラに上手に対処する上で、日頃からできる心がけについて、臨床心理士の先生に解説してもらいました。

 

 

身体的に疲れているとイライラしやすい

まず、当たり前のことですが、疲れているとイライラしやすくなります。

 

疲れをとるためには睡眠が必要です。ですので、「最近イライラしやすい」と感じている場合には、生活習慣(特に睡眠)を見なおしてみると良いでしょう。

 

 

自分のイライラが現れてきたら…

①感情を認める

もし、自分がイライラしていたり、怒っていることを認めたくない気持ちが少しでもあるならば、「怒っている自分」に対して、

 

「こんなことでイライラするなんて、最悪だ」

「性格が悪い人間だ」

「心が狭い」

 

などと感じてしまい、余計にイライラしてしまいます。

 

そこで、「自分は怒っているに至る理由がちゃんとある」と、自分が怒っていることは妥当であると認めてみましょう。

 

たとえ、親切にされたとしても、あなたが怒りを感じたとしたら、怒りを感じた理由はあるはずです。そして、その理由は、正しいのです。

 

 

②「怒り」を観察する

ところで、どうしてあなたは、「イライラ」や「怒り」を感じたのでしょうか?その理由を、穏やかに観察してみましょう。

 

ある人に恩を仇で返されたとして、その人以外からそのような振る舞いをされると怒りを感じますか?

 

あるルールを目の前で破られて、あなたが怒りを感じたとして、もし、他のルールを破られた場合も、怒りを感じますか?

 

このように、色々な場合を比較して考えていくと、自分がイライラしている理由がより具体的に分かってくるかもしれません。自分の逆鱗(=自分が大切にしたいもの)が分かってくると思います。

 

同時に、自分が怒っている時によく考えていることも見えてきます。

 

例えば、

 

「自分だけが苦労している」

「自分は努力しているのに、認められない」

「自分の力では何もできない」

「自分の不安に耐えられない」

 

など色々あると思います。このような、イライラしている時に考えていることを見つけていくことが「怒り」を観察するということです。

 

また、怒りに結びつく考えを見つけても、イライラが止まらない場合があります。

 

その時は、「どうして、それが怒りに繋がるのだろうか?」と考えてみてください。そして、考えるスピードも穏やかにゆっくりと考えるようにしてみましょう。

 

 

③「怒りを発散させる」という行動に頼らない

イライラしないようにしたり、イライラを発散させようとすると、かえってイライラする場面と向き合えず、その場面・状況が苦手なままになります。

 

例えば、部下が仕事を指示通りにしてくれなかったとして、叱責することでイライラを発散しているとすれば、同じような場面で、また同じようなイライラが出てきます。

 

そして、その部下やミスに対してイライラしやすい状況がずっと続いていくでしょう。この悪循環を変えていくためには、「イライラしているときに、そのイライラを発散させようとする行動」をなるべく控えるくせ付けを行っていく必要があります。

 

 

④1度に1つのことだけを考える

イライラするようなことが沢山あると、対処できない自分に対して、さらにイライラしてしまいます。

 

そのため、1番最初、1番長い、1番強いなど、どれかを1度に観察することや、対処することを1つの怒りだけにします。

 

 

 

⑤イライラの吐き出し方を考えてみる

怒りを発散させるために、

 

「うるさい!」

「なんで、こんなことするんだ?」

「なんで、注意されたか分かる?」

 

と言ったとしても、それはメッセージとして、相手に伝わりません。

 

 

相手に伝えるメッセージは、「◯◯してほしい」という言い方に変えていく必要があります。

 

たとえば、

 

「うるさい!」

ではなく、

「静かにして下さい」

 

「なんで、こんなことするんだ?」

「なんで、注意されたか分かる?」

ではなく、

「今後は、◯◯については気をつけてね」

「◯◯したら、××も、忘れずにしてね」

 

などのようなポジティブな言い方にしていきましょう。

 

こうすることで、自分だけでなく、相手もどのように振る舞えばいいかが分かるため、徐々にイライラする場面が減っていきます。

 

【記事提供】

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矢野宏之 臨床心理士

詳しい情報・お問合せはこちら

 

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