毒親の5つの特徴・過干渉への5つの対処方法とは?臨床心理士が解説
子どもの人生に深刻な影響を及ぼす「毒親」。
最近はメディアなどでも、毒親について耳にする機会が多くなりました。
「もしかしたら、私も毒親育ちなのかもしれない…」
そんな不安を抱えながらも、なかなか向き合えないという方もいるかもしれません。
今回は、毒親の特徴や過干渉への対処法について、ご一緒に考えていきましょう。
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毒親の過干渉の3つの怖さ
毒親の過干渉が子どもに与える影響として、たとえば次のようなものがあります。
①自分のことを認められない
いつも自分を否定されてきた経験から、大人になっても自信を持てず、自分を認めることができません。
周りの目をつねに気にしていて、「完璧でいなければ」と自分を追いつめてしまいます。
②自分のすることに罪悪感をもつ
自分に対して批判的になるため、自分の意見をもつことに自責感や罪悪感を抱きがちです。
誰かの判断に従うことが習慣化して、自分で考えたり判断することができなくなります。
③人間関係を築くのが苦手
支配的な関係のなかで育つ子どもは、対等な関係の築き方を学ぶことができません。
そのため、親以外の他人とも「従う/従わせる」というアンバランスな関係に陥りやすくなります。
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- 本記事は2019年4月7日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。