「隠さなくてもいい世界だったら、どんなに楽だろう」【久保佳奈子さん】

2019.05.07公開 2019.05.09更新

今回は自身の不安障害と向き合いながら、学生時代にRemeのインタビュー記事制作にも携わってもらっていた久保佳奈子さん(@boon_chaaa)。

 

大学を卒業後、福井への移住、編集のお仕事、休職・退職を経て、現在は栃木と東京の2拠点生活でフリーランスとして活動されているとのこと。

 

今回のインタビューでは、フリーランス・2拠点生活の中で見つけた今の生き方についてお話いただきました。

 

>>【Part2】「頑張らなくてもいい」に囚われて自分を見失わないために

 

栃木と東京の2拠点生活

皆さん、お久しぶりです。久保佳奈子です。

 

学生時代にRemeのインターンとしてインタビュー取材などをさせてもらっていました。

 

>>2016年10月の久保さんのインタビューはこちら

 

現在はフリーランスとして、1ヶ月のうち、栃木に3週間、東京に1週間という感じで2拠点生活をしています。

 

栃木にいるといっても、地域活性のために何かするわけでもなく、ただただ家に引きこもってのんびり過ごしています。

 

自分が活性化しなくていい場所なので、むしろ非活性のために。笑

 

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栃木にいると物理的に人に会えないので「引きこもっていい状態」で気持ち的に楽ですね。

 

もちろん、友達からのお誘いは嬉しいです。

 

ただ、今の体力がない状態では人と会うだけで疲れてしまったり、断ること自体が結構苦痛になってしまうんです。

 

物理的に離れていると、そもそものお誘いが少なくなりますし、断る場合でも相手と軋轢が生まれる心配も減って楽になりました。

 

そのため、完全に栃木に拠点を移すのではなく、月に1週間ほどは東京に来て、人に会ったりするのがほど良いですね。

 

 

福井移住を経て東京で働き始めるも…

以前移住していた福井から東京に帰ってきてから、「とりあえずバイトしよう」とwebメディアの校閲や編集ができる仕事を始めました。

 

たまたまバイトで入った会社でしたが、正社員登用されるようになり、1年ほど働いていました。

 

ただ、1年のうち半分以上が休職でした。一度は復帰したのですが、すぐにまた休職に戻ってしまい…。

 

バイトから正社員に変わり、仕事の忙しさに自分の体調がついていかず、プレッシャーもあったとは思います。

 

その一方で、できることが増えてきて「正社員になれるくらいに回復しているし、もう大丈夫」と勝手に断薬したり。

 

長い目で付き合っていかないといけないのに、過信していたのかなと思っています。

 

あとは、休職前に膀胱炎を患って救急車で運ばれて入院したのですが、そのときにメンタルがズーンと下がってしまったのが決定的でしたね。

 

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休職中のときの過ごし方

1回目の休職時は入院期間が長かったのですが、病院以外は基本的に自宅にいました。

 

一日中、寝ていたり、

家の周りだけをちょっと歩いてみたり、

気晴らしに近くのスーパーで買い物したり、

体力的に元気なときはお料理をしてみたり。

 

私の場合はウクレレだったんですが、「集中できること」があると良いリフレッシュになっていました。

 

あと、薬を飲むことではなく、薬が無くなることに抵抗がありました。

 

「薬が無くなったのに、体調が悪くてすぐに病院に行けなかったらどうしよう」

 

という不安で、逆に薬が飲めない…みたいな。

 

それで先生には少し多めに薬を処方してもらうこともありましたね。

 

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年5月7日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承の上、お読みください。

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