ストレスコーピングとは?臨床心理士が具体例を挙げて解説

2016.10.30公開 2019.05.16更新

ストレスを感じること増えても、どう対処して良いか分からない…なんてことありませんか?

 

そこで今回は、ストレスに対処するスキルである、コーピングについて、臨床心理士に解説してもらいました。

 

 

コントロールが難しい「思考」

まず、ストレス状態を大きく左右する、思考(考え)についてご紹介したいと思います。

 

人間の脳というのは「思考(考え)の生産マシーン」のようなもので、毎日、何百万もの思考を生み出しています。

 

ほとんどの場合は、脳の働きによって、私たちの生活がずっと楽になっていますが、残念ながら私たちは、脳が考えることを完全にコントロールすることはできません。

 

過去に起こった辛い体験を思い出しては、嫌な気分になったり「マイナスなことを考えてはいけない!」と思っていても、その事にとらわれてしまうものです。

 

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佐藤文昭

臨床心理士

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  • 本記事は2016年10月30日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。