たばこを吸いたい!という衝動は香りが減少させる?【米国心理学会の研究から】

2019.07.24公開

様々な健康被害が指摘されている「たばこ」。日本でも受動喫煙対策のため、分煙化や禁煙化が進んでいます。

 

街中ではたばこを吸っている人を見かけなくなり、きっと肩身の狭い思いをしている喫煙者も多くいらっしゃるのではないかと思います。

 

ただ、そんな世の中の流れや、健康被害などわかってはいるものの、やめることができないで困っている人も多くいるのかもしれません。

 

禁煙グッズや禁煙外来などがあるように1人の力で、「やめる」という意志だけでは禁煙は難しいですよね。

 

ご飯の後の一服といった「習慣」になっていたり、身体的にも心理的にも「依存状態」になってしまっていたりすることもあるのかもしれません。

 

そんな「たばこを吸いたくなる気持ち」を薬など使わずに、そして我慢もストレスもなく身近なもので抑えることができたら…

 

そこで今回は、「たばこへの欲求」をなんと「におい」が低減するという、そんな夢のような研究がアメリカピッツバーグ大学で行われていましたのでご紹介します。

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飯田杏奈

臨床心理士

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。教育機関や療育施設、カウンセリングルームにて勤務。未就学児から大学生、大人までさまざまな悩みに向き合っている。一児の母として子育て奮闘中

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年7月24日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。