人種差別、ワンオペ育児、無礼で身勝手な義父母…限界です

2017.12.19公開 2018.06.02更新
村松真実

回答者
村松真実
看護師 心理相談員

ご質問

話を聞いてくださりほっとしています。実は、夫の両親は2度ほど、こちらへ訪米しています。

 

それ以外にも「私たちの状況を知りたい」と頻繁にメールをよこしますので、その都度こちらの状況を伝えています。

 

ですので、こちらでの私たちの生活状況はよくわかっていると思われます。自分の息子のことが心配で仕方がない人たちなのです。

 

義父に至っては、「夜勤明けの運転が危ないから、息子を送迎してくれないか」とこちらに来た際に真顔で言いました。

 

手料理をふるまいましたが、義母からは「ありがとう」「ごちそうさま」の一言もなく、とにかく文句しか言いませんでした。

 

自分の息子にはとことん甘く、血のつながらないものたちへは批判や身勝手な要求しかしないような人たちです。

 

私の前では、義理姉の夫の悪口を言っていますので、きっと私のいないところでは私の悪口を言っているのでしょう。(実際、目の前でも悪口は言われますが)

 

長女を帝王切開で出産した際は、

 

「あなたは帝王切開で産んだから、ちゃんと母親になっていないから、母親の気持ちがわからないでしょうが。」

 

と言われました。

 

信じられないくらいに無礼な身勝手なものの言い方をするのです。

 

結婚式の式場や日取りでさえ、自由に選べませんでした。そのわりには費用は折半。

 

自分たちの思い通りに物事を進めたい身勝手な人たちなのです。

 

ですので、違った意見を述べようものなら、私にはもちろん、私の両親にさえかみつくことがあります。

 

私の両親は、私へのあたりが強くならないようにと、波風立たぬように我慢しています。

 

私も、今までは我慢していましたが、このアメリカ生活を経て、いよいよ我慢の限界です。夫にも我慢の限界です。

 

結婚してからもうすぐ10年。

 

今までは夫や夫の両親の意に沿ってきて、今もこのようにアメリカで夫をサポートしています。

 

しかし、こちらでの生活が、想像以上に過酷(白人社会の田舎ですので、人種差別の問題あります)です。

 

そのうえ、交代勤務があるため、ほぼワンオペ育児ですので、ますます私ばかりがずっと我慢ばかりしている結婚生活なような気がする今日この頃なのです。

 

私の描いていた結婚生活は、夫も私も自分の仕事をして(共働き)、二人で協力し合って家事育児をする、というものでした。

 

私の両親も共働きで、働く母の姿が理想でした。

 

ですので、海外赴任にはできれば断って欲しい、断りたくないのであれば百歩譲って単身赴任で、というのが希望だったのですが、結果として私たちも帯同という形になっています。

 

せめて、夫から「ありがとう」など日々の労いの言葉があれば、私の気持ちも和らぐのですが、そういった言葉は一つもありません。

 

自分の誕生日はしっかり覚えている(夫の両親から毎年夫にプレゼントが送られます)くせに、私の誕生日はすっかり忘れてしまうような、自分勝手な夫です。

 

夫も、夫の両親も、自分たちさえよければ他人はどうでもいいという考えが根本にあります。

 

娘が小学校に上がる前には日本に帰任したい旨を伝えて、と夫に言っているのですが、夫はアメリカで働きたい人なので、それも難しそうです。

 

そもそも、夫は私の意見や気持ちを受け入れるつもりがないというのが大前提としてあるので、暖簾に腕押しといった感じで、話はいつも平行線のまま、ただただ疲れるだけです。

 

私の気持ちなどどうでもよいのです。

 

自分が困ったときは、自分の両親がどんな手を使ってでも助けてくれるという確信が彼にはあるので、私が何を思おうと好き勝手できるのです。

 

ですので、私が話合いたくても全く相手にしてくれないので、ますますイライラしてしまうのです。

 

私は英語が得意じゃないので、アメリカでは夫に頼らざるを得ない状況がたくさんあります。

 

ここでは、私は何もかも我慢して夫に従っていくしかないという、この環境も本当にストレスです。

 

私がこんなふうにずっと我慢ばかりしているのは、夫と夫の両親のせいだと思ってしまいます。彼らに対する憎悪ばかりが増しています。

 

いつか、ぎゃふんと言わせたいとばかり考えています。

 

とにかく、今は夫も夫の両親のことも憎くて仕方ありません。

 

未来のことを考えようにも、今まで言われてきた言葉ばかり思い出しては、悔しくなってしまいます。

 

私の希望は、娘が小学校に上がる前に家族一緒に日本に帰任すること、ですが、このままではこれも実現しなそうです。

 

こんな我慢ばかりの生活に疲れました。

 

▼前回のご相談はこちら▼

回答

返信、ありがとうございました。

 

結婚する前から、義理のご両親に対するすれ違いをお持ちだったのですね。

 

そして、結婚して以来ずっと、義理のご両親と夫に対して我慢ばかり続けていたため、心が怒りと憎しみと悲しみとでもうすぐ沸点に達しようとしている状態なのですね。

 

言われっぱなし、決められっぱなしの人生は、さぞ、窮屈だろうと思います。

 

私も、結婚式の日取りなどを一方的に義母に決められ、式の内容もいつの間にか決まっていた経験をしているので、納得できなかった気持ちは理解できる部分があります。

 

ですが、前回もお話ししたように、その環境を打破するには、自分が変わることしかないのも事実です。

 

人は変えようと思っても変えられるものではありません。

 

それは、あなた自身が、義理のご両親に何を言われても、気持ちまでは承服できないのと同じことではないかと思います。

 

たとえ、あなたが言う「ぎゃふんと言わせたい」出来事が今後起こったとしても、あなたが期待する結果が得られるとは限りません。

 

逆に、人に何かが起こることを期待したことが、ブーメランのように自分に戻ってくることもあるかも知れません。

 

誰にも吐き出せなかった不満が多すぎて、我慢を重ねた日々が長すぎて、あなた自身が憎しみと悲しみとに囚われ、動けなくなってしまった気持ちは、文章からも、とても伝わってきました。

 

ですが、逆境をプラスに変えるのも、マイナスに変えるのも、自分自身の意志と頑張りにかかっていると思います。

 

あなたの苦しみや悲しみは、自分の人生を「夫や義理の両親のせいで台無しにされた」と感じているところにあるように感じました。

 

ですが、夫を結婚相手に選んだのも、結果的にアメリカに同行し、2人の子供を産もうと決めたのも、あなた自身でもあります。

 

・自分が決めた道を終わらせるにも、そしてこのまま続けていくにも、あなた自身が腹をくくって決めていく

 

・決断したら、今度は夫や義理の両親が何を言っても自分を貫く強さを持つ

 

といったことが、今のあなたに必要なことなのではないでしょうか。

 

まずは、夫に頼りがちな英語の件から、解決してみませんか?

 

夫ではなく、誰かに教えてもらう決意をしてみてはいかがでしょうか。それだけでも、夫がいなくても大丈夫なあなたを創り出すことになります。

 

できない理由は探さずに、できる理由、やらなければならない理由を見つけて、住みにくいと感じている世界に足を踏み入れることで、変化は確実に起こるはずです。

 

そして、自分の気持ちを言葉で言い切れなければ、手紙や態度で伝えて続けることも大切です。

 

誕生日に何もしてくれなければ、感情を飲み込むのではなく、「あり得ない」「信じられない」とオーバーにぶつけてみるのも一つの方法です。

 

普段の自分がやる以上のオーバーアクションがポイントです。

 

旦那さんは、はっきりとした要求をするご両親の元で育っているのです。

 

あなたが言った程度の要求では、それほど重要に感じないのかも知れません。

 

また、あなたは結果的に自分に従ってくれるはずと、甘えているのかも知れません。それを打破するには、それだけのアピールが必要なのだと思います。

 

ご両親に相談して、一時的にでも日本に帰ってきてはいかがでしょか?

 

自分へのご褒美として考えてみてはどうでしょう。

 

若しくは、日本とまではいかなくても、子供を連れて旅行に出かけてみてはどうですか?

 

夫と物理的に離れて、冷静な気持ちでこれからのことを考えてみてはいかがでしょうか。

 

過去は変えることはできいません。

 

それよりも、どんなに義理の両親に罵倒されても頑張ってきた自分のことをほめてあげてください。

 

そして、これからは、我慢しない自分で居るための戦略を考えることに気持ちを注いでみませんか?

 

あなたは、まだ30代半ば。そして、医療系の立派な資格もお持ちなのです。

 

もっと、自分に自信をもって、憎しみや悲しみに囚われない未来づくりを目指して欲しいと思います。

 

この場で、憎しみや苦しみを吐き出しきってください。

 

そして、その吐き出した分だけ、自分の人生を生きるための未来を描き始めてください。

 

応援しています。

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