うつで退職…手続き・辞め方・退職届の書き方は?精神保健福祉士が解説

2018.09.21公開 2019.05.23更新

うつで体調を崩してしまい、仕事の辞め方について色々と迷っていませんか?

 

入社するときから、退職することを考えている方は少ないと思います。

 

そこで今回は、うつで退職を考えている方に、退職時の手続きや辞め方について解説していきます。

 

【関連まとめ】

>>【うつと退職】治療・お金・退職の手続き・再就職【精神保健福祉士解説まとめ】

 

うつで退職、スムーズな辞め方って?

うつが理由で退職するとき、スムーズな辞め方とはどういうものでしょうか?

 

退職は、基本的には希望の1ヵ月前までに退職の意思を伝えることとされています。

 

会社としては、引き継ぎや次の担当を決定しなければならず、時間的な余裕が必要なためです。

 

実際には退職の意思固まったら、まず上司にその旨を伝えるのがよいと思います。

 

時期についてはそこから相談し、業務に支障がなければ手続きを終え次第、退職することができます。

 

「うつになることなんて、前もって分かるわけじゃない」

「1ヵ月も退職を待てない」

 

という方もいるかと思います。

 

そのときに必要なのが「診断書」です。

 

うつによって、すぐにでも休息が必要な場合、主治医から休職するようにすすめられます。いわゆるドクターストップです。

 

仕事をすぐ辞めるべきなのか、休職の申請をすべきなのか、引き継ぎ期間の猶予があるのか、医師に判断を仰ぎましょう。

 

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菊池恵未

精神保健福祉士

精神保健福祉士として、都内NPOにて精神障害者の支援を行う。就労支援担当として面接同行や就職後の業務メニュー作成などをしてきた。障害年金や生活保護受給の相談にものっている。JCTA日本臨床化粧療法士協会認定のもと臨床化粧アドバイザーとしてメイクアッププログラムを実施中。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2018年9月21日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。