新人看護師はストレスだらけ…すぐできるストレス解消法をベテラン看護師が解説

2016.12.20公開 2019.05.16更新

前回は、新人看護師の悩みを「良いストレス」にするために、できないことがあっても「落ち込まない自分」をつくり、成長に向けて「改善策を立てる」方法をお伝えしました。

 

しかし、それでも落ち込むことも、やめたくなるほどの気持ちを経験するのが新人時代。今回は、「落ち込んだ自分を元気づける」ストレス解消法をお伝えします。

 

【前回のコラム】

>>新人看護師がストレスを成長につなげる5つの秘訣!看護師&カウンセラーが解説

 

落ち込むのは「真剣な証拠」

落ち込む時ってどんな時だと思いますか?

 

一生懸命にやってもうまくいかない時に、「あー、自分ってダメだな。」と自分を責めてしまう気持ちになりますよね。

 

落ち込む背景には、「真剣に取り組んでいる」からこそ、「思うようにできなかった」ときに感じる「自分を責める気持ち」なのです。

 

しかし、真剣に取り組んでいた事より、自分を責める気持ちばかりに傾いてしまい、落ち込んだ気持ちを引きずることがありますよね。

 

だから、落ち込むことがあったら、必ず「それだけ真剣にやっているんだよね」「一生懸命に頑張ったよね」と、自分に声をかけてあげてください。

 

落ち込みの気持ちとセットにして、その真剣さを承認するクセをつけてみてください。

 

そうやって受け止めることで、自分を過度に責めることをしなくなるのです。

 

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池上枝里子

正看護師 上級プロフェッショナル心理カウンセラー

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年12月20日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。