うつ病で再就職に失敗しないために。お金・履歴書・ハローワークのこと
【書いてくれた人】
・年代:31歳
・性別:男
自閉症スペクトラム(社会不安障害)、うつ状態、対人恐怖症
うつが寛解状態になって、主治医の方に働ける状態になったと言われるようになれば、再就職をする準備をしていると思います。
でも、ちょっと待ってください。
まず自分が就職する場所や業種、ちゃんと考えてから行動に移していませんか?
もし、うつの状態を打ち明けて再就職するとなった場合、オープンが認められている所を探さなくてはいけませんよね。
そうなった場合は、就職先を探すとなればハローワークに行く事と思います。
もちろん求人雑誌でも、クローズでも勤務するという事になれば、負担も大きくなってしまいます。
また失敗して、うつが酷くなったという話はよく耳にする話です。
再就職で失敗しないためにも、もう一度準備してから、再就職先を探してみましょう。
再就職した職種は?
再就職した職種を探す前に、まずうつになりやすいとされる職業を紹介しておきましょう。
「うつ」なりやすい9つの職業
・医療従事者
・介護・看護等の福祉系
・外食産業での接客・給仕
・学校の先生
・芸術家、作家、芸能関係
・ソーシャルワーカー
・一般事務やサポート業務
・修理作業員や工事現場作業員
・投資アドバイザー
【参考サイト】うつ脱!
どうですか?
自分が以前この業務をやっていて、うつになってしまった原因の職業。
当てはまったのでは無いかと思います。
記載されている職業だけでなく、別の業種でうつになってしまったというケースも高いようです。
どの職業も他人と関わる業種ばかりですが、人とのコミュニケーションを取るという事は、あなたがこれから就職する先も付きまとってきます。
なので、これから再就職先として選ぶ際は、以前やっていた仕事ではなく、思いきって違う業種にチャレンジするというのも、一つの手なのかもしれません。
ちなみに私は、金融機関のデータ管理の仕事でうつが酷くなり、8か月の就労移行訓練を受け、データ入力業務の作業に就く事が出来ました。
うつは心と脳の病気。
自分自身のメンタルの強さと向上心があれば、きっと寛解状態になって、克服できるでしょう。
ただし、焦りは禁物。
何も考えずに「就職したい、就職したい」と考えて行動してしまえば、またうつが酷くなってしまいます。
そうならないためにも、まず自分がやってきて面白かった業種を振り返ってみましょう。
そして、その業種と企業が自分にマッチしているかどうかを確認して、応募書類を出してください。
- 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
- 本記事は2018年11月21日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。