友達がいない主婦の特徴…寂しさや孤独感の対処法を精神保健福祉士が解説
「この1週間、家族以外で誰とも話していない…」
「私って社会から孤立しているのかな…」
気軽に話しができる友達がいないことで、不安になったり寂しく感じたことはありませんか?
このように感じるのは、あなただけではありません。
現代社会は、主婦が孤独に陥りやすい構造的な問題があります。
なぜ主婦は孤独に陥りやすいのでしょうか?
今回は、友達がいない主婦の孤独や、その対処方法について考えてみましょう。
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社会問題化する主婦の孤独
朝、家族を送り出したら夜まで一人ぼっち…
主婦が孤独と聞くと「じゃあ働けば?」という人がいますが、簡単ではありません。
子育てで一度仕事を失ってしまうと、復帰しにくい日本社会の構造的な問題があるからです。
・病気がちな子
・発達が気になる子
・幼いうちから保育園へ預けることに躊躇する
さまざまな事情があります。
子どもが幼い間は、自分で子育てしたいと考える母親は多くいます。
しかし、育休が取れる職場ばかりではありません。
派遣や非常勤など、育休が取れない職場で働く女性たちが自分で子育てすることを選ぶと、同時に仕事を失ってしまいます。
元の職場には戻れないので、また一から仕事探しをしなければなりません。
では、いつから仕事探しができるでしょうか?
「小学校低学年は帰宅が早い」
「高学年は塾の送迎があるし…」
とやっていると、15年間くらい専業主婦になってしまう人もいるのです。
こんなに長く仕事から離れると、履歴書を出すのも躊躇します。
辞めずに続けてきた同級生たちは管理職。
主婦として家族のために尽くしてきた年月は、社会から何の評価もされず、能力の活かせる仕事もない。
安い賃金でパートするくらいなら主婦のままでいようかな、と考える人も多いのです。
主婦でも友達がいて毎日が充実していればよいのですが、子どもの幼い時期が過ぎるとだんだん人との接点が少なくなり、社会から取り残されたような孤独感を感じる人もいます。
「主婦は隠れ引きこもり」と揶揄されることもありますが、もともと友達作りが苦手な人が主婦になると、社会から孤立してしまうことが多いのです。
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- 本記事は2019年1月7日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。