【家族向け】うつ病回復期での対応方法とは?うつ病当事者の看護師が解説

2016.12.01公開 2019.05.16更新

前回の記事では、家族がうつ病と診断される前後の時期にできることについて、お話しさせていただきました。

 

今回は、主にうつ病回復期に家族ができる対応方法について、私の患者・家族、両方の経験をもとにお話ししてみようと思います。

 

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うつ病の回復期こそ注意

患者のそばにいる家族としては、うつ病が回復してくると「よかった」と安心するかもしれません。うつ病になった本人も、「良くなってきた」と活動的になってくるかもしれません。

 

でも実は、そんな回復期こそ、注意が必要なのです。

 

うつ病の回復期には、症状が良かったり悪かったりを繰り返します。

 

振り子のように、うつの症状が揺れては戻ってを繰り返す中で、「もう大丈夫」と思ったり、「やっぱりダメだ」と思ったり、感情も揺れます。これが、本当につらいんです。

 

うつの症状が良くなったと希望を持った翌日に調子が悪くなると、谷底に突き落とされるような絶望感に襲われます。私も経験しましたが、このショックは相当なもの。

 

症状が悪くなったことで絶望した結果、「もう自分はダメだ、死のう」と自殺行為に走ることもあるのです。

 

うつ病の回復期は、初期に比べて動くことができますので、実際に行動に移してしまうこともあり得ます。

 

うつ症状が回復してきたからと安心しないで、引き続き注意しなければならないのです。

 

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小松亜矢子

元看護師のフリーライター

自衛隊中央病院高等看護学院卒。22歳でうつ病を発症し、寛解と再発を繰り返し今に至る。自分自身のうつ病がきっかけで夫もうつになり最終的に離婚。夫婦でうつになるということ、うつ病という病気の現実についてもっと知ってほしいと思い、ブログやウェブメディアを中心に情報発信中。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年12月1日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。