【家族向け】うつ病回復期での対応方法とは?うつ病当事者の看護師が解説

2016.12.01公開 2018.11.20更新
 

前回の記事では、家族がうつ病と診断される前後の時期にできることについて、お話しさせていただきました。

 

今回は、主にうつ病回復期に家族ができる対応方法について、私の患者・家族、両方の経験をもとにお話ししてみようと思います。

 

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うつ病の回復期こそ注意

患者のそばにいる家族としては、うつ病が回復してくると「よかった」と安心するかもしれません。うつ病になった本人も、「良くなってきた」と活動的になってくるかもしれません。

 

でも実は、そんな回復期こそ、注意が必要なのです。

 

うつ病の回復期には、症状が良かったり悪かったりを繰り返します。

 

振り子のように、うつの症状が揺れては戻ってを繰り返す中で、「もう大丈夫」と思ったり、「やっぱりダメだ」と思ったり、感情も揺れます。これが、本当につらいんです。

 

うつの症状が良くなったと希望を持った翌日に調子が悪くなると、谷底に突き落とされるような絶望感に襲われます。私も経験しましたが、このショックは相当なもの。

 

症状が悪くなったことで絶望した結果、「もう自分はダメだ、死のう」と自殺行為に走ることもあるのです。

 

うつ病の回復期は、初期に比べて動くことができますので、実際に行動に移してしまうこともあり得ます。

 

うつ症状が回復してきたからと安心しないで、引き続き注意しなければならないのです。

 

小松亜矢子

元看護師のフリーライター

自衛隊中央病院高等看護学院卒。22歳でうつ病を発症し、寛解と再発を繰り返し今に至る。自分自身のうつ病がきっかけで夫もうつになり最終的に離婚。夫婦でうつになるということ、うつ病という病気の現実についてもっと知ってほしいと思い、ブログやウェブメディアを中心に情報発信中。

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