休職が決断できた理由・休職中のお金・主治医から言われた過ごし方とは?

2018.11.16公開 2018.11.21更新

医師から言われた休職中の過ごし方

休職中は、基本的には自由に過ごしました。

 

自由といっても、診断書を提出して休職が必要な状態でしたから、休職当初はベットで寝ているだけでした。

 

好きだった映画も音楽も楽しめない状態でもありました。

 

休職期間だからこれをしなければ、ということは無いと思います。

 

主治医の先生からも、身体が楽な事をしていれば良いという指示でしたので、2ヶ月程は、ほとんどベットの上だったと記憶しています。

 

その後、多少自発的に動けるようになってからの主治医の先生からの指示は、

 

「出来れば日光の下で過ごす時間を設けなさい」

 

ということでした。日中10分程度の自宅周辺の散歩を心がけた程度でした。

 

休職中の会社とのやり取りは?

私が勤務していた会社では取り決めは無かったので、休職前直属の上司の打ち合わせのうえ、約2週間に1回、電話で近況報告するという事で休職に入りました。

 

多分、どの会社も休職中のやり取りに関しての取り決めをしているところは少ないと思いますので、私のように相談のうえ、決めることが多いのではないでしょうか。

 

休職後の仕事は?職場には復帰した?

休職後の仕事は、私の場合、休職前と同じ仕事でした。

 

休職前は営業職でしたので、別の業務での復帰を私は希望しました。

 

ですが、人事部の判断では、新しい業務よりは今までの仕事からの復帰が望ましいとの判断でしたので、その判断に従い、現場に復帰しました。

 

但し、しばらくの間は、ならし勤務との事で、午前中のみ出勤という配慮頂いたうえでの現場復帰でした。

 

休職は立派な選択肢

これから休職に入ろうかどうか迷われている方もいらっしゃるかと思います。

 

私の個人的な意見を述べさせて頂ければ、うつで休職を考えている状態ならば、多分業務上も貴方がお持ちのポテンシャルを発揮出来ない状態になっていると推測します。

 

その事も貴方がジレンマを感じ、休職の検討に繋がってるのだと思います。

 

そういう場合、休職ということも立派な選択肢です。

 

全く恥ずかしいことではないと思います。

 

病気なんだからという割り切りも大切

そのままの状態でズルズルと勤務を続けても回復は、まずあり得ません。

 

少し勇気を持って、休職を選択する方が賢明な措置です。

 

金銭的な心配も、休職中は傷病手当金が支給されますので、無給でもありません。

 

心と身体が悲鳴を上げる前に自ら休職を選択することは、全く恥ずかしいことではないのです。

 

また勇気を持って休職を選択した方で、復職時期を模索されている方もいらっしゃるかもしれません。

 

私の経験から言わせて頂くと、自分が働きたいと思えるタイミングで良いと思います。

 

「家族や職場の事を考えると早く復職を!」

 

そう焦られる気持ちも経験上よく分かるのですが、無理して、また休職してしまうと周りにより一層迷惑をかけることになります。

 

「病気なのだから」と一旦割り切って、自分のペース・タイミングで休職または復職を選択するのが最も良いのだ、と私は思います。

 

精神保健福祉士より
職場に対して「もういいや」と諦めてしまう気持ちになったり、病状が悪化したりするとスパッと辞めてしまおうという気持ちがよぎります。休職して傷病手当金を得ながら、復職について検討できたことはとてもよかったですね。退職ではなく休職することで、体調が回復したら確実に戻る場所があると思えることも大きいです。休職中に干渉することは、企業にとってもよくない点が多いので休職前と復帰時に話し合いを持つことが多いと思います。籍を残して休むことができる利点を活かせるといいと思います。
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  • 本記事は2018年11月16日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。