障害者の「自分らしく働く未来」を。異業種から挑戦する二人の女性

2018.11.26公開 2020.04.22更新
「manabyで働いてみたいかも!」。そんなあなたに、番外編としてmanaby代表の岡崎さんと人事部の佐藤さんのインタビューをお届けします。

【番外編】manabyの事業内容・ビジョン

リミー
社長!まずmanabyさんの事業内容やビジョンをお聞かせください!
岡崎さん
はい。manabyは「一人ひとりが自分らしく働ける社会」をビジョンとして掲げて、障害者の就労支援に取り組んでいます。障害者の就労支援が先にきているのではなく、「一人ひとりが自分らしく働く」を目指す中で、今の事業があるという順番ですね。
リミー
自分らしく働けていない方というのは、いろんなケースがあると思うんですけれども、その中で特に注目された点というのはどういうところにあるんですかね?
岡崎さん
就労支援事業所の場合、「朝9時から夜6時まで。週5日会社に行くスタイル」を就職先としているのがほとんどなんですね。でも、職場での人間関係で辞める方が多い状況もあるので、決まりきった働き方をどうにか改善したくて。その一つにテレワーク等を通じて、その人に合った働き方を提供したいなという想いです。

 

【番外編】manabyを立ち上げたの原点

リミー
manabyを立ち上げるに至った、岡崎さん自身の原体験ってどんなものがあったんですか?
岡崎さん
昔、地方に住む若い女性の利用者さんがいたんですね。その女性は、1人でアプリが作れたり、動画編集ができて、すごくプログラミングのスキルがあったんです。それこそ、manabyでも雇いたいくらい。
岡崎さん
ただ、地元でそういう会社はあまり無くて、東京のIT企業しか紹介できなかったんですね。でも、ご本人は精神疾患を持っていたこともあって、東京まで面接を受けに行ったんですけど、具合が悪くなって帰ってきてしまったんです。
リミー
その後、どうされたんですか?
岡崎さん
結局、僕らがどこを紹介したかというと、地元の清掃会社だったんです。制度上はそれでいいのかもしれない。「でも、本当にそれで良いのか?」「これ、意味あるのかな?」って。その時、感じさせられたことが原点としてあります。

 

【番外編】manabyで働くひと

リミー
manabyさんで働く方の約8割が福祉業界未経験の方って本当ですか?
佐藤さん
そうですね。経験者や資格がないとできないポジションもありますが、それ以外はほとんどが福祉未経験者ですね。共通しているのはビジョンへの共感だけですね。
リミー
へえ、面白い。というかすごい…。共感で集まる組織ってすごく魅力的です。
岡崎さん
ふふふ、たしかに。個性が強い。笑
佐藤さん
それぞれがそれぞれの役割で責任をもって仕事をしているので、組織としてもとてもフラットです。得意分野だったりタイミングによって、いろんな業務をそれぞれが柔軟にやっています。
リミー
年代も20代から60代って、本当に多様。
佐藤さん
そうなんです。結構それはびっくりされます。笑

 

【番外編】働きやすさへの取り組み

リミー
働きやすい職場づくりの取り組みについて教えてください。
佐藤さん
地道ではありますが、一人ひとりの状況をヒアリングして、どうしたら働きやすいかを人事で検討してます。子育て中の方も多いので、時短勤務や休みの取り方をご事情に合わせて調整しています。
佐藤さん
業務内容も職種に囚われるのではなくて、その方の得意なことや、この先やっていきたいことを、人事が定期的に面談をする中で、お任せするお仕事を決めたり変化させていくこともしています。
リミー
一人ひとりの状況に応じて臨機応変に対応してくれるのは、とてもありがたいですね。
佐藤さん
お互いがお互いを大事にしていきたいと思っているメンバーしかいないからこそ出来ると思っています。

 

【番外編】採用で大事にしていること

リミー
一番はビジョンへの共感だと思いますが、それ以外で採用時に大切にしていることがあれば教えてください。
佐藤さん
いつも大切にしているのは、どんなことをやっていきたいか、仕事でも自分のライフワークでも思い描いていることがしっかりある人と一緒に働きたいなというのをいつも思っています。
リミー
ありがとうございます。岡崎さんはいかがですか?
岡崎さん
理論以上に感情をちゃんと大事にしてくれる人がいいかなと思いますね。そうじゃないと結果的にスピードが遅くなったり、調和も保てなくなりますからね。
佐藤さん
いつも岡崎が言っているのが、「優しさと賢さを兼ね備えている人」。それで、「最後に優しさを取れる人」というのはいつも言っているんですね。
佐藤さん
経験があって実力がある人となると、けっこう理論的というかビジネスでずっと経験を積んだ人で、なかなか優しさを兼ね備えている人に出会えないなという印象があったり。
リミー
すごく頭は賢いんだけど…みたいな。
佐藤さん
はい。相手の感情に寄り添えるかどうか、「最後に優しさを取れる人」というのは大事にしたいところです。

 

【番外編】manabyの今後の展開

リミー
最後に、今後の展開について教えてもらってもいいですか?
岡崎さん
そうですね。今もそうですが、就労移行支援以外もやっていきたいですね。一番は就労移行支援に共感というよりは、最終的なビジョンに共感してもらえれば他の事業も共感してやれると思うので。
リミー
manabyさんのビジョンに向けて、就労移行支援のみならず、色々なチャレンジができるのはとても刺激的ですね!

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近藤雄太郎

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  • 本記事は2018年11月26日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。