心が痛くなるのはなぜ?メカニズム・5つの対処法を臨床心理士が解説

2018.12.11公開 2018.12.21更新

誰しも一度は「心が痛い」という言葉を耳にしたり、実際にそういった気持ちになったことがあると思います。

 

目に見えない存在なのに、私たちはなぜ「心が痛い」と感じるのでしょうか。

 

今回は、そんな素朴な疑問について考えてみます。

 

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そもそも「心が痛い」とは?

心の痛みについて考えるために、「心が痛い」という言葉の意味をおさえておきましょう。

 

「心が痛い」を辞書(三省堂『大辞林』)で調べてみると、「すまないという気持ちで苦しくなる」ということを指し、似た言葉としては「心苦しい」とか「やるせない」といったものが挙げられます。

 

また、

「悲しみや切なさなどによって傷つく」

「胸が締め付けられるような気持ち」

を表す言葉として使われる場合もあるようです。

 

 

心が痛いと感じるメカニズム

身体的な痛みは、患部の刺激を神経を介して脳が受け取ることで「痛い」と感じます。

 

心の痛みに関しても、どうやら同じことが言えるようです。

 

近年の研究によって、「心が痛い」と感じたときに活性化する脳の場所や神経機序は、身体的な痛みを感じたときと同じ(もしくは「一部を共有する」)であることが示されています。

 

つまり、何らかの出来事によって「心が傷ついた」と感じるとき、その信号は身体的な痛みを処理するのと同じような過程をたどるために「心が痛い」と感じる、というわけです。

 

鈴木さやか

臨床心理士

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。福祉分野のケースワーカーとして従事したのち、公的機関でテスター兼カウンセラーとして勤務。子どもの問題(不登校、非行、発達障害等)や労働、夫婦問題をはじめ、勤労者、主婦、学生など幅広い立場への支援を行っている。

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