心の支えがないときの自分との4つの向き合い方とは?臨床心理士が解説

2018.12.21公開
 

「心の支えは何ですか?」と聞かれたら、あなたならどう答えるでしょうか。

 

家族や友人といった「誰かの存在」を挙げる人もいれば、仕事や学業やスポーツの経歴を挙げる人もいるかもしれません。

 

一方で、中には「よく分からない」という答えもあることでしょう。

 

今回はそんな人に向けて、「心を支えるもの」ということについて深堀りしてみました。

 

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心の支えとはどんなもの?

「心の支え」の内容は人によって様々ですが、ある程度の共通要素はあるようです。まずは定義的な部分から見ていきましょう。

 

自分にとって価値のあるもの

心の支えとは、その人にとって価値のあるものです。

 

胸の内に大事にしまってあるものであり、くじけそうな時やつらい時に思い起こして、力を奮い立たせることができる…そんな存在です。

 

自分を後押ししてくれるもの

また、新しいことを始める時や難しい挑戦をする時などに振り返ることで、その環境へ飛びこむ勇気を与えてくれます。

 

一方で、心の支えがあるからこそ、あまりにつらい状況から勇気をもって「離れる」選択をすることができることもあります。

 

いずれの場合も、自分では踏み出せない「あと一歩」を後押ししてくれるものです。

 

自信や誇りのもととなるもの

そして、心の支えとはその人の自信や誇りのもととなるものです。

 

例えば、有名なアスリートが、その下積み時代を振り返って「あの時の苦しい経験が心の支えになっている」といったことを話すことがあります。

 

それは、その時のつらさを乗り越えた経験が自信となり、現在の自分が出会う苦境を再び乗り越えさせてくれる…ということなのだと思います。

 

鈴木さやか

臨床心理士

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。福祉分野のケースワーカーとして従事したのち、公的機関でテスター兼カウンセラーとして勤務。子どもの問題(不登校、非行、発達障害等)や労働、夫婦問題をはじめ、勤労者、主婦、学生など幅広い立場への支援を行っている。

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