罪悪感が消えない…罪悪感の心理・手放す4つの方法を臨床心理士が解説

2019.02.03公開 2019.04.16更新

「校則を破ってしまった」「相手を傷つけてしまったかも」

「自分のせいで相手に大変な思いをさせてしまった」

 

こんな時、「なんてことをしてしまったんだろう」と「罪悪感」が心に生まれるかもしれません。

 

できれば、こんな気持ちは抱きたくないですが、もしあなたが罪悪感を抱いているのであれば、もうおそらく何かが起こってしまった後で、その罪悪感にさいなまれている最中かもしれません。

 

今回は、そんなやっかいな「罪悪感」の心理について、考えていきましょう。

 

罪悪感の心理とは?

罪悪感は、

罪をおかした、悪いことをしたと思う気持ちのこと ※出典:デジタル大辞泉(小学館)

を指します。※出典:デジタル大辞泉(小学館)

 

つまり、ルールを破ったり、だれかを傷つけてしまったときに生じます。

 

罪悪感を抱くことは、自分の行動を反省したり、相手に謝ったりと、対人関係を円滑に送るために必要な感情であると考えられています。

 

道徳感情に基づくものなのかもしれません。

・誰かを傷つけたら謝る

・悪いことをしてしまったら申し出る

など、他人と円滑に生活するうえでなくてはならない感情です。

 

罪悪感を感じる時とは?

罪悪感には、被害者との関係を修復する意図と行動を促す機能があります(Ketelaar&Au,2003)。

 

そのため、相手との関係が深いものであればあるほど、

「仲直りしないと」

「相手を許してもらわないと」

と関係を修復させようとし、より強い罪悪感を抱きやすいです。

 

また、人は罪悪感を抱くと、「補償行動」といってなんらかの償う行動をすると考えられています。謝ったり、お詫びの品をもっていったり、などはよくありますよね。

 

海外の研究では、罪悪感を抱いている人は、相手により多くの支出をしやすい(Cryder, Springer, & Morewedge2012)なんて結果もあります。

 

飯田杏奈

臨床心理士

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。教育機関や療育施設、カウンセリングルームにて勤務。未就学児から大学生、大人までさまざまな悩みに向き合っている。一児の母として子育て奮闘中

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