幸せを感じる人が実践する11の習慣とは?精神保健福祉士が解説

2019.02.12公開 2019.05.16更新

幸せを感じる人の11の習慣

幸せを感じる人は、日々どんな習慣を実践しているのでしょうか?

 

1.ハッピーダイヤリーをつける

まず、一日の終わりに「今日の幸せ」を見つけて書く日記の習慣を持つ人が多いです。

 

今日あった嫌なことを思い出すのではなく、今日の良いことを思い出して書きます。

 

「良いことなんか何もない…」と思わずに、探してみてください。

 

毎日書いているうちに、幸せを探すのが上手になっていきます。

 

文章だけでなく、イラストや写真を貼ってもよいでしょう。

 

2.食事を感謝して味わう

目の前の食事は、様々な動植物の命です。

 

命をいただくことで、私たちは日々の活力を養っています。

 

そのことを思い出しながら、「いただきます」の前に、

(今日も食事をいただけることに感謝します)

とつけ加えてみましょう。無理ならば、心の中で唱えるだけで構いません。

 

また、調理をしてくださった方への感謝の気持ちをこめて、

「ごちそうさまでした」

「おいしかったです」

と言ってみましょう。食事のたびに幸せを実感できるようになります。

 

3.笑顔で挨拶する

「おはようございます」

「お疲れさまでした」

 

笑顔で毎日挨拶するだけで、人間関係が和やかになります。

 

あなたの笑顔に癒される人もいます。笑顔は幸せの和を広げていきます。

 

4.自分の好きなものを見つける

好きなものに囲まれた生活は幸せですね!

 

幸せを実感できないという人の中には、「自分の好きなものがよくわからない…」という人がいます。

 

食べ物でも、洋服でも、色でも構いません。

 

「これ好きだな、これがあると幸せだな」と思えるものを探していきましょう。

 

5.自分の体調を整える方法を知り、実践する

体力も必要な睡眠時間も人それぞれ違います。

 

自分がベストな体調でいるためには、どんなライフスタイルを実践すればよいでしょうか?

 

若い頃は、自分の体力を過信し、睡眠時間を削ったり、スケジュールを詰め込みすぎて、体調を崩したり、大病をしてしまう人もいます。

 

あなたの体調は、あなた自身にしかわかりません。

 

あなたの身体はあなた自身が管理するしかありません。

 

自分のベストコンディションと、その維持の方法を見つけるのに少し時間がかかるかも知れませんが、

・何時間寝るとすっきりする

・どのくらい休むと回復できる

・どんな栄養をとると調子が良い

といった自分の特徴を知りましょう。

 

よい体調を維持することが幸せにつながります。

 

6.「自分の幸せ」を見つける

メディアでは、偏差値、学歴、出世、年収、貯蓄額…等、序列をあおったり、セレブのきらびやかな生活が繰り返し報道されています。

 

序列の上位を目指したり、セレブのような生活に近づくことが「あなたの幸せ」でしょうか?

 

メディアの報道は移ろいやすく、数年前は持ち上げていたライフスタイルも、ひとたびブームが去ると、もう古いとたたくようになります。

 

メディアに惑わされてはいけません。幸せの形は人それぞれです。

「自分は何を幸せと感じるのか?」

自分なりの幸せを見つけましょう。

 

7.嫉妬をしない・されない

嫉妬という感情は厄介なものです。

 

嫉妬はしても、されても心が消耗し、幸せが遠のきます。

 

嫉妬をしない・されないコツは、まず序列化の世界観から距離を置き、自分なりの幸せの価値観をしっかりと見つけることです。

 

誰かから妬まれる発言をされた場合は、その人自身の優れたところ、良いところ、尊敬できるところを見つけて伝えましょう。

 

あまりしつこく嫉妬してくる人とは距離をとるのもよい方法です。

 

8. 断る力を磨く

苦手な人に振り回されると、幸せが遠のきます。

 

苦手な人とは適度な距離を保たないと、生活が侵略されてしまいます。

 

例えば、あなたの実の母親だとしても、あなたの予定や希望などお構いなしに、長電話や突然の訪問を繰り返されたら、自分らしい生活が送れなくなってしまいます。

 

相手に嫌な気分を抱かせずに、上手に断る、距離を置くことが必要です。

 

自分なりの価値観やライフスタイルを明確にし、周囲にもそれをわかってもらいましょう。

 

9.自分は運が良いと考える

誰でも嫌なことがあれば凹むし、落ち込みますが、落ち込んだ気持ちに引っ張られると、幸せが遠のいてしまいます。

「この程度で済んだのだから、自分は本当に運が良い」

「きっと、何とかなる」

「最悪な出来事は、上昇の兆し」

と考え、マイナスの気持ちに引っ張られすぎないようにしましょう。

 

10.感謝の気持ちを伝える

今のあなたの生活が成り立っているのは、いろんな人のおかげです。

オフィスやマンションの清掃員の方、

宅配便の配達員の方、

仕事を自分にまかせてくれた上司、

協力してくれる家族…

「ありがとうございます」という感謝の気持ちは惜しみなく伝えましょう。

 

人に感謝の気持ちを伝えることで、あなた自身も幸せな気持ちになれるはずです。

 

11.自分なりの幸せを構築していく

田舎の綺麗な空気の中、のんびり暮らすことが幸せな人もいれば、刺激が少ない田舎は耐えられないという人もいます。

 

同じ人でも、年齢を重ねると、若い頃とは志向が変わってくることもあります。

 

「あなたの幸せ」は、あなたにしかわかりません。

 

自分なりの幸せを見つけて、自分に最も合ったペース、最も快適なライフスタイルを、その時々で構築していきましょう。

 

 

さいごに

今回は、幸せを感じる人が、日々実践している習慣について考えてみました。

 

始められそうなことがあれば、ぜひ実践してみてください。

 

きっと幸せを感じられると思います。ご参考になれば幸いです。

 

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桜衣真里

精神保健福祉士

大学院修士課程修了後、専門学校、短大講師等を経て、公的機関の相談員として勤務。精神保健福祉士、保育士のダブルライセンスで、家庭問題、子どもの発達、保育・教育・療育関連の仕事に従事。東京都出身。二児の母。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年2月12日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。