人前で緊張しない方法5選!すぐできる対処法を臨床心理士が紹介
面接や発表、初対面での会話などで、胸がドキドキしたり、うまく言葉がでてこなかったり…。
そんな経験はありませんか?
できれば、緊張する場面を避けて通りたいと思うこともあると思います。
多くの人が、人前にでることに緊張を感じていると言われており、緊張は、社会生活を送るうえで切っても切り離せないものなのかもしれません。
緊張しやすい傾向は性格に起因することもあり、全く緊張しないようにすることは難しいですが、付き合い方を知ることで気持ちが落ち着きやすくなります。
そこで今回は、そんな緊張との上手な付き合い方について考えてみましょう。
【関連記事】
>>緊張しない人の心理とは?緊張する人との3つの違いは?臨床心理士が解説
>>緊張で震える…緊張をほぐす5つの言葉と呼吸法とは?臨床心理士が解説
>>緊張とはどんな状態?なぜ起きる?3つの対処法を臨床心理士が解説
人前で緊張してしまう理由
緊張は、ストレスを受け「交感神経」が興奮することによって生じます。
交感神経が興奮し活発に動き始めるとアドレナリンやノルアドレナリンが放出され、心臓はどきどきバクバクとし、体は厳戒体制になります。
ストレス状況は人によって違いますが、「人前にでること」が非常に強いストレスになる人たちが多くいるといわれています。
また、そのストレスには、様々な「不安」が隠れているかもしれません。
評価されることへの不安
「どこか指摘されるのではないだろうか」
「変なこといっていると思われたくない」
「馬鹿にされるのではないか」
「嫌われたくない」
など、相手に悪いイメージをもたれることを恐れるために緊張が生まれることがあります。
多くは過去の失敗体験をきっかけに、「二度とあんなふうに言われないようにしよう」と、自分の心が傷つかないように身につけた対処方法でもあるかもしれません。
完璧にこなせるかという不安
「相手にちゃんと理解してもらうべきだ」
など、完璧を求める考えも緊張を高めます。
完璧を求めることは、きちんと仕事や役割をこなすことができるという一方で、実際いつでも完璧であることは難しく、自分を追い込んでしまうことがあります。
- 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
- 本記事は2019年3月12日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。