うつ病かも…病院に行く3つのタイミングとは?看護師&心理相談員が解説

2016.08.01公開 2017.07.11更新
 
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「最近、仕事のストレスで、気分がすぐれない…」「寝不足で、食欲も無くなってきてる…」

 

色々なストレスで気持ちが沈むことは、誰もが一度は経験していることだと思います。

 

しかし、このような気分の落ち込みが、うつ病なのかどうか判断できず、病院に行くタイミングを逃して、そのまま様子を見ようとする人は少なくありません。

 

そこで今回は、ご自身の体調不良をうつ病を疑って、病院に行くタイミングを、こころの専門家に解説してもらいました。

 

 

うつ病かもと受診する目安とは?

大きなストレスが原因で、元気がなくなる、気持ちが落ち込みことは普通の反応です。

 

しかし、そのストレスがきっかけで心のバランスを崩し、気持ちが立て直せなくなることがあります。

 

大きなストレスや事件がきっかけで、

 

・生活に支障が出るほど落ち込む、

・イライラが続く

 

などの心の変化が「2週間以上」続く場合には、心療内科や精神科のある病院を受診するか、カウンセリングを受けてみましょう。

 

また、特に大きなストレスや事件は思い当たらないのに、

 

・以前は好きだったこともやりたくない、

・何をやるのも億劫になった

 

など、何をするにも意欲がなくなった場合も、病院に行くタイミングになります。

 

 

思考力の低下なども受診のサイン

うつ病は、気持ちの落ち込みと、意欲の低下を主な症状とします。

 

しかし、そのあらわれ方は、かなり個人差があります。思考力が低下したり、排他的な気持ちを抱いたり、死んだほうが楽だと思う気持ちを抱くこともあります。

 

「今まで経験したことのない落ち込みが長引いている」

「意欲がわかず集中力もでない」

「自分がいない方が良いのではないか」

 

といった気持ちが湧いたときは、うつ病を疑って病院に行くタイミングです。

 

 

食欲・睡眠・性欲にも注視しよう

うつ病は心のサインばかりが出現するわけではありません。

 

意欲の低下は、食欲・睡眠・性欲に大きく影響を与えます。

 

「食事の量が減った」

「味がしない」

「過食と拒食を繰り返す」

 

といったことも、うつ病が引き起こすことがあります。

 

睡眠障害も同様で、「眠れない」「眠りが浅い」「熟睡感がない」などの睡眠の質の低下、昼間の活動性の低下なども、うつ病に多い症状です。

 

また、のどの違和感や長引く頭痛、体の違和感・痛みがありながら、特に体に異常がみつからない場合も、心療内科や精神科を受診するタイミングになります。

 

 

絶対に見逃せないタイミング

そして、絶対に外してはならないタイミングは、死にたくなった時、死にたいという言葉を誰かが聞いた時です。

 

うつ病の「死にたい」は、「死にたいほど苦しい」時です。うつ病の症状がそれほど重いのです。

 

そのタイミングが来た時は、迷わず病院に行きましょう!

 

うつ病の治療をすることで、気持ちが楽になっていくはずです。

 

 

 

さいごに

うつ病を疑って、病院に行くタイミングは

 

①2週間以上、気持ちの落ち込みが続く 

②食欲がない、不眠が続く、だけど体の病気がない 

③死にたい感情が出てきたとき

 

になります。

 

心と体は連動しています。

 

耳鳴りが強く病院を受診したけれど、異常が見つからず経過を見ているうちに、仕事にも行けなくなり、うつ病と診断された方もいます。

 

自分が感じている症状に、特に異常がみつからない場合には、まず心の面からアプローチをしてもらいましょう。

 

うつ病の有無を判断してもらうことで、より適切な診療科への近道を得ることにもなります。

 

 

 

 

 

【執筆者】

村松真実 看護師・心理相談員

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