罪悪感の不安を消すための3つのカウンセリング活用術を臨床心理士が解説
罪悪感、不安、落ち込み、イライラ、怒り…といった、ネガティブな気持ちにお困りの方はとても多いです。
「ネガティブな感情を無くしたい」と考えることもあるかもしれません。
しかし、全ての感情には意味があるからこそ、人間に備わっているとも言えます。
感情は私たちに大切なことを教えてくれるサインです。
では、どうやってネガティブな感情に対処すれば良いのでしょうか?
今回は、罪悪感や不安への対処法・カウンセリングの活用術をお伝えしたいと思います。
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罪悪感と不安の関係とは?
罪悪感と不安はどちらも感情の一つになります。
先ほどお伝えした通り、感情は私たちに大切なことを教えてくれるサインです。
一般的に、
罪悪感は「相手を思いやれていない」というサイン
不安は「安全ではない・準備が足りない」というサイン
になります。
私たち人間は、一度に感情をひとつだけ感じるわけではありません。
同時に複数の感情を感じることの方が多いと思います。
また、ある感情がある感情を呼び起こすことや、ある感情の正体として別の感情が隠れている場合もあります。
「罪悪感」の後ろに「不安」が隠れている場合もあります。
例えば、授業をさぼっていた友人からテスト範囲を聞かれ教えた時に、1箇所、伝え忘れていたとします。
そのことにテスト当日に気づいた場合・・・「罪悪感」を感じるかもしれません。
その裏側には、嫌われたらどうしようなどと「不安」が潜んでいる場合もあります。
このように、感情同士は影響しあったり、姿を変えて現れたりします。
特に、怒りや不安、寂しさは他の感情に化けて現れやすいと言われています。
もしかしたら、罪悪感の後ろに不安が隠れているかもしれませんね。
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- 本記事は2019年4月28日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。