上司に嫌われている気がする…7のサインと対処法とは?産業カウンセラーが解説
上司の出す7つのサインと対処法とは?
上記3つの特徴から、上司と部下の価値観やスタンスが仕事上、一致していないことが多いと嫌われます。
価値観やスタンスの不一致が起きると、上司は部下と協力しながら仕事を進めることができず、会社や周囲に影響が出てきてしまいます。
信頼できないと感じる部下にはプロジェクトや役割を積極的に任せようとならず、チームの数字も達成が遠のくかもしれません。
そんな時、上司はどんなサインを出しているのでしょうか。7つのサインを例として挙げてみます。
1.挨拶をしなくなった
2.視線を合わせなくなった
3.最低限の話しかしなくなった
4.苦笑いをされることが多い
5.自分抜きで仕事の話が進んでいる
6.上司をランチや飲みに誘っても断られる
7.何をしても怒られる(もしくは何をしても怒られない)
上司の7のサインに対する対処法とは?
これらのサインが出始めたら、もう既に上司からの信頼を無くしていると考えられます。
これらのサインに気付いたら、自分自身の過去の行動を振り返ってみてください。
上述の「上司に嫌われやすい人の3つの特徴とは?」に心当たりがありませんか。
仕事のやり方、スタンス、コミュニケーションに齟齬は無いのか、今一度思い起こしてみてください。
上司から7つのサインが出た時には、過去にその上司から注意されたことを思い起こし、何が原因だったのか探ってみてください。
そして勇気を出して上司に時間を取ってもらい、話し合ってみてください。
上司もあなたも絶対的なコミュニケーション量が不足し、相互理解ができていない可能性が高いです。
サインに気づいたときは、上司との関係性を変えるチャンスでもあります。
さいごに
「上司に嫌われている気がする」と感じているということは、自分自身も上司とうまく意思疎通できていないと感じているということではないでしょうか。
意思疎通できていない原因が上司にあると考えるか、自分にあると考えるか、それによってその後の仕事の仕方が変わってくるはずです。
私はいつも心の中に、
「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」
というエリック・バーン(交流分析で有名なカナダの精神科医であり心理学者)の名言を思い出し、自分自身の未来を変えられたら素敵だと思っています。
上司のせいにすることは簡単です。
しかし、自分を変えたら素敵な未来が待っていると信じて、新たな気持ちで仕事に取り組めるチャンスと捉えることができるのではないでしょうか。
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- 本記事は2019年5月20日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。