こち亀両さんの名言に学ぶ!うつ病知らずの3つのポイントとは?
形や「べき」に惑わされない強さ
こち亀の両さんは、自分の考えを論理的に相手に伝える強さを持っています。
書類の文字は○○体で○○ポイントの、適切な言い回しで記載するという周囲の「決めつけ」や、「あるべき姿」に惑わされずに、自分の考えを伝える強さがあります。
確かに、ひらがなが多い文章は、見た目には重みがなく見えてしまうこともあります。
しかし、相手にわかりやすく伝えるという視点では、平仮名を多用したほうが読みやすい場合もあります。
このセリフには“別に、内容に相違がないなら本質は問題ない”という両さんの本質主義があります。
この強さ、見習いたいですよね。
自分の気持ちを肯定する強さ
仕事が生きがい、仕事が自己表現の一つである人もいると思います。
ですが、仕事ってストレスのほうが多いもの。
多くの場合、“仕事を好きにならなくては”“仕事を楽しくしなければ”という変な義務感を背負ってしまうことがあります。
両さんは警察官。
命にかかわる仕事を“好き”と考えること自体が難しいこともありますよね。
“好き”という前向き気持だけでは、やっていられない場面にも遭遇します。
だからこそ、マイナスな自分の気持ちを肯定することで、仕事を続ける意味を考えることにもつながります。
「好き」「嫌い」という感覚ではなく、仕事に対する価値観を、両さんは持っている。
だから、「好き」じゃなくても続けることができるのです。
あなたは、今の仕事に何の価値を感じていますか?
自分軸で生きる
つらい出来事は、その人がどう評価するかにかかっています。
例えば、家庭が貧しかったり、友人に裏切られたりしたからと言って、その境遇をすべての人が“自分は相手のせいで不幸になった”とは考えません。
過去に起こった事実は変えられないけれど、その事実をどう解釈するかは、自分自身です。
他人のせいや、運命のせいにすることは、自分の人生を相手に委ねていることになります。
両さんのこの言葉は、相手の起こった過去を否定しているのではなく、自分の人生を自分で捨てた、自分軸で生きなかったことに対して言っている言葉になります。
あなたが、どんな状況に陥ったといても、自分軸で生きることを選択してほしいと、両さんは訴えているのではないでしょうか。
まとめ
両さんの言葉は、人の心に響きます。
それは、うわべではなく、本当の気持ちを言葉にしているからです。
こち亀は終了しましたが、両さんのメッセージは、繰り返し読み返すことができます。
200冊にもなる単行本の中から両さんの言葉を読み取って、うつ知らずな自分になってみませんか?
- 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
- 本記事は2016年9月14日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。