心の疲れのサインは身体にあった!?コンディショニングコーチが語る身体のケア
「健康で働けることは、その人も幸せだし、周りも幸せになる」
そう語ってくれたのは、企業の健康を支えるコンディショニングコーチとして活動している竹内さん。
仕事のやる気が出ない、上司のプレッシャーが辛い、周りとのコミュニケーションが取れない。そんな悩みに竹内さんが提案するのは、ストレッチやエクササイズ。
身体のケアで、精神的な悩みが解決するの?必要なのは、悩みを聞き出したりとか、そういうものではないの…?
そんな疑問を、竹内さんにぶつけてきました。
【竹内 修平(たけうち しゅうへい)】
企業専門のコンディショニングコーチとして、主に札幌で活動中。様々な身体の不調をケアし、より高いパフォーマンスで仕事ができるようにサポートをしている。
〈インタビュアー くまのなな〉
運動する余裕がないなら、こちらから教えに行けばいい
腰痛や肩こりに効くストレッチの講習をしたり、経営者の方などは1対1でパーソナルトレーニングをすることもあります。
企業に出向いて、ストレッチを指導する様子。
そこでは、トレーナーとして働いており、キャリアの後半では主にマネージメントの仕事をしていました。
忙しく働いているうちに、ある日ふと気がついたんです。「あれ?僕ってトレーナーなのに、全然運動してないじゃん!」って。
トレーナーの僕でさえこうなるなら、会社員でジムに行ける人って、すごく限られるのではないかなと思いました。
運動をする余裕ない人でも、僕が会社に出向くことで、身体を動かす機会が生まれたらいいなと思っています。
例えば、胸を張るストレッチ。立ち上がって、壁に腕をぐっと押し付けます。腕と同じほうの足は、少し前に出してあげてください。
ぐっと胸を張って、腕~胸あたりをほぐしていくそうです。
心のサポートより、身体のサポートを選んだ理由
ストレスを感じた翌日は、お尻がガチガチに硬くなったり。
「身体のケアをすることで、気持ちにもアプローチできるんだな」と実感したんです。
「肩こりある方いますか?」と聞いて、「いえ!うちは全員健康です!」なんて会社、ほぼないですよね。
身体の痛みがなくなるだけでも、痛みから生まれるイライラや、イライラから生まれるコミュニケーションの衝突も少なくなると思っています。
食いしばりの原因は、特定の人へのストレスだったんです。
自分ことが分かっていない方は、意外と多いんです。身体の不調はもちろん、心のことも。
自分で解決する能力が身に付けば、原因が分からずに身体に不調を感じていたときよりも、ずっと生きやすくなると思います。
- 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
- 本記事は2019年7月22日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。