理不尽な上司に辟易します…私がいけないのでしょうか?

2018.01.11公開 2018.06.06更新
佐藤文昭

回答者
佐藤文昭
臨床心理士

ご質問

上司(部長と副部長)への対応策についてです。

 

上司の話に矛盾したものが多く、参っています。

 

「この会社で成功したのは私のやり方だから、まずはそのままトレースしてやってみろ」
という言い方で、

 

その通りにやっていたら
「こうしたらもっと良くなるという批評的な視点を持て」と怒られます。

 

何事にも

 

「私がやっても怒る」
「私がやらないと(または仕事のやり方に疑問を持つなどすると)もっと怒る」

 

と、どちらに転んでも後で怒られます。

 

また、そう思いながら仕事をしてしまい、またその態度が上司は気に入らないようです。

 

仕事場では、何も考えず機械のようになっています。

 

黙々と作業をして過ごす訓練を積んでいるようで思考が停止してしまいます。

 

結果何から手をつけていいか分からない、あるいは手が付かないという状態です。

 

どうすればいいのでしょうか…

 

それともやっぱり、上手くいかない私が悪いのではと思ってしまいます。

 

上記のような状態で思わず愚痴っぽくなる自分が嫌になります。

 

前回の相談はこちら

回答

再度、ご質問いただき、ありがとうございます。

 

感情的な上司の元では、愚痴や不満が溜まるのは、むしろ自然なことではないでしょうか。

 

「自分が悪いからだ」などと思い過ぎず、適度にガス抜きができるといいですね。

 

こういう状況では、まず上司がなぜこういった行動をとるのか、ということを理解する必要があるかもしれません。

 

もしかすると、上司の方は、感情的でその時の気分がコロコロ変わってしまい、

 

その都度、言っていること、やっていることが変わってしまうことが頻繁にあるかもしれませんね。

 

そして、その多くの訴えは、他責的で「◯◯が悪い!」という言い分で、決して自分の否は認めないことが多いかもしれません。

 

こういった方の心理には、実は自分に自信がなく、劣等感が強いということがあります。

 

常に「誰かから否定されるかもしれない」という漠然とした恐怖感を持っていることが少なくありません。

 

要は、誰かを悪者にしていないと、心のバランスを保てなくなっているということです。

 

上司のような方への接し方で、まず大切になってくるのが、「自分が悪い」と思い過ぎないことです。

 

こう思わせることが狙いである場合が少なくないからです。

 

次に、上司からの指示をできる限り、書面という客観的証拠に残すよう心がけてみて下さい。

 

簡単で構いませんので、指示内容、指示時間帯、場所などメモを取っておいてください

 

後々、あなたの立場を守るための貴重な材料になってくるでしょう。

 

現段階では、機械的に仕事をこなすことは、仕方がないことかもしれません。

 

しかし先に申し上げたように、不満や愚痴は日々小出しにするよう心がけてみて下さい。

 

ポイントは、上司の元でどんな対応を取ろうとも、あなたや周囲が悪いと責められることが多いということです。

 

繰り返しますが、これは上司の問題でもありますので、あまりご自分を責めないことです。

 

上記のことを念頭に入れつつ、上司の方と接してみて下さい。

 

うまく行かなければ、また一緒に考えていきましょう。応援しています。

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