うつを乗り越えたはずなのに…不安を感じないためには?(40代・女性)

2018.01.13公開
村松真実

回答者
村松真実
看護師 心理相談員

 
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ご質問

前回、仕事の相談をさせていただき、頂いた助言を参考にしながら、お仕事探しをしております。

 

今後、色々な状況を考えつつ仕事探しをしていきたいと思っております。

 

最近、以前相談をした希死念慮とは違った不安感が出てくることがあります。

 

理由は多分、仕事探しのことや将来像が浮かんでこない、

 

自分が老いてきたり、うつ病になってしまったことに頭ではわかっていても、気持ちがついていかないというようなことだと思います。

 

今、訪問看護を受けていまして、多かれ少なかれ悩みや不安感は誰しもあるもの、

 

そういう悩みを持っている自分を客観視出来ていれば大丈夫だとアドバイスをいただきました。

 

ヨガにも通いはじめて、ヨガに行っている時にはリラックス効果も得られます。

 

友達や家族がいる時には不安感は出てきません。

 

でも、一人になると、ここ数日時々日中にさみしくなったり、不安になったりが起こります。

 

こういう時にはどのように気持ちを切り替えたり、考え方をポジティブに変えていけばよろしいのでしょうか。

 

うつ病の症状のひとつとして、うまく付き合っていくしかないとは思います。

 

ですが、考え方を切り替えられるポイントや方法があるともう少し気持ちが楽に生きられるのかなと思います。

 

カウンセリングを受けたくても、やはり値段が高かったり、公的にカウンセリングをしているところを見つけられません。

 

アドバイスいただけると幸いです。宜しくお願い致します。

 

前回の相談はこちら

 

 

回答

再度のご相談ありがとうございました。

 

今までの質問者さんにとっては、「お仕事をする」ことは生きがいであり、自己表現の一つとだったのですね。

 

確かに、お仕事をすることが当たり前と感じていたのであれば、体調が回復し始めたら、職探しをする、仕事に就くことが当たり前の流れだと考えるのも無理のないことだと思います。

 

今までずっと続けてきた仕事が、時短やパートで勤務できるのであれば、仕事内容を知っている分、ストレスは少ないとは思います。

 

肉体労働であっても、内容によっては年齢に関係なく仕事を続ける人もいるでしょう。

 

経験をしたことがない人から見たら「ストレスが多い」仕事に見えても、性に合っている場合もあります。

 

条件が合えば、前の職場や、同じ職業にパートなどで戻ってみることも一つの方法かも知れません。

 

ですが、頑張りすぎての発病であれば、ここは「神様がくれたご褒美期間」と捉えて、

 

もう少し職探しを優先するよりも、毎日の生活が安定して過ごすことができることを目標にしても良いのではないかと思います。

 

今は、周囲の支えがあっての一日のスケジュールな部分もあると思います。

 

それを、徐々に、ご自身で一日のスケジュールを立てて、計画的に過ごすことも、リハビリの一つになります。

 

そのスケジュールの中に、本を読んだり、何かの資格を取るための時間として充てることも良いと思います。

 

今まで、仕事を理由に後回しにしていた、「やってみたかったこと」に時間を決めてチャレンジすることも、生活のリズムを整えることだけではなく、脳を活性化させることに役立つのではないかと思います。

 

仕事に関係ないと思うかも知れません。

 

ですが、人生は今や、100歳とまで言われています。

 

この期間を利用して、仕事以外の自己表現できる何かを見つけることも、生活を豊かにすることにつながるのではないかと思います。

 

「半年もたってしまった」と感じるかも知れません。

 

ですが、質問者さんからのメールをいただいたのは、たったひと月前。

 

身体のご病気でも、前の体力や気力を取り戻すのに、半年、一年かかることはよくあることです。

 

来年の春頃にやりたい仕事を見つけることを目標にして、まずは、一日の過ごし方を自分自身で工夫することを大切にしてほしいと思います。

 

また、一人になった時の「不安感」についてですが、先が見えないからこその「不安」なのだと思います。

 

その気持ちが浮かんできた時は、ヨガの呼吸法を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

そして、不安な気持ちがやってきたら「あ、また、自分の癖が出た」と考え、「今は、呼吸に意識をむけよう」と自分の呼吸に意識を向けてみてください。

 

脳は、「考えることが仕事」のため、何もない時間には、どうしても不安な気持ちを考えさせようとしがちです。

 

だからこそ、「今は、呼吸を感じよう」「今は、◯◯に集中しよう」と、自分自身で不安な気持ちをストップさせていくのです。

 

最初は、うまくできないかも知れません。

 

ですが、「不安な気持ち」が浮かんでも、流してしまえば良いことです。

 

「不安な気持ちが来た。どうしよう」と、不安に取り込まれてしまわずに、その気持ちをうまく対処して、考えを引きずらないことです。

 

そのうちに、自然と不安な気持ちは消えていくはずです。

 

まりもさんは、人生100年だとしたら、どんな人生でありたいと思いますか?

 

ポジティブ思考は、未来思考でもあります。

 

人生折り返しな年齢です。

 

過去の生き方以外の生き方を、見つけてみることも楽しい作業ではないでしょうか。

 

今は、階段の踊り場で一息ついているだけのことです。

 

しっかりと休んで、心と体を整えつつ、周囲の状況を見回して、自分の進む道を見極めてください。

 

どんな生き方も、仕事も、質問者さんが決めて進めば、それはあなたの人生です。

 

そして、家族や周囲の人は、見守りつつ応援してくれるはずです。

 

焦らずに、そしてシンプルに、未来の自分を信じてみませんか?

 

また、何かご相談があれば、いつでも対応いたします。
応援しています。

村松真実

村松真実

看護師 心理相談員

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