うつで転職を成功するには?安定して働くポイントは?精神保健福祉士が解説

2018.12.02公開
 

「働きたいのに面接がなかなか通らない…」

 

「うつ病でも転職できるの?」

 

そう不安に思う人もいると思います。

 

今回は、うつ病の方でも転職を成功させるポイントについてお話していきます。

 

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うつで転職活動が難しい背景

では、なぜうつ病だと転職活動が難しいのでしょうか?

 

その背景には以下のことが挙げられます。

・世間のうつ病に対するイメージ

・仕事のハードルが高い

・うつ病の症状

 

世間のうつ病に対するイメージ

これに関連しては「うつ病を打ち明けることで採用されにくい」ことが原因の一つに挙げられます。

うつだと仕事が続かないのでは?

仕事ができなさそう

急に休まれたら困る

このようなイメージを持つ人が多いと思います。

 

そのため、いくらあなたに働く意志があっても、雇用側が持つうつ病のイメージから会社が求めている能力に合わないと判断され、結果的に不採用となってしまうのです。

 

仕事のハードルが高い

つまり、自分の能力に仕事が合っていないことが原因として挙げられます。

 

自分自身で「できる!」と思っていても、いざ仕事に取り組んでみたら想像以上に大変だったということがあり得ます。

 

うつ病の症状

これが転職活動を一番困難にしていると考えられます。

 

症状として、気持ちの波があることや集中力が続かないことがあります。

 

転職先を探している時はやる気に満ち溢れていたのに、

「面接当日になったら急に自信がなくなってしまった」

「面接に行くのが億劫になってしまった」

という理由から、面接自体に行けない人もいます。

 

また、採用されたけど、出勤当日の朝になったら「気持ちが変わってしまった」という人もいます。

 

このように、うつ病の症状が転職活動を難しくしている原因もあります。

 

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転職を成功させるための3つのポイント

では、うつ病の人は働けないのでしょうか?

 

そんなことはなく、うつ病の人でも働いている人は沢山います。

 

そこで転職を成功させるポイントについてお話していきます。

 

障害者雇用、様々な制度や支援機関を利用する

障害者雇用を行っている企業では職場適応援助者(ジョブコーチ)と呼ばれる障害者雇用を専門とする人たちが関わっている場合が多く、就労の支援をしてくれます。

 

また、障害者就労のサポートには様々な機関があり、就労や生活面をサポートしてくれます。

・障害者職業センター

・障害者就業

・生活支援センター

・障害者移行支援事業所

・就労継続支援A型事業所

こういった機関を利用することで、転職を成功させやすくなります。

 

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自分に合った職場を探す

自分の得意分野の仕事なら不安やストレスも少なく、あなたの良さを活かせると思います。

 

不安が少ない職場なら、仕事に行くのが億劫になることも減ってくると思います。

 

自分の症状について把握する

自分がどういった時に体調を崩すのか、症状が出てしまうのかを自分自身で把握していれば転職先に伝えることができますよね。

 

雇用側も把握していれば配慮がしやすいので「うつ病だから不採用」というケースは減ると思います。

 

中川里沙

精神保健福祉士 訪問型職場適応援助者 認定心理士

心理学の大学を卒業後、精神保健福祉士養成の専門学校に通い、精神保健福祉士を取得。障害者就労継続支援B型事業所の支援員として障害者の就労支援に関わる。その後、NPO法人の訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)として精神障害者を中心に就労支援を行う。

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