うつ病を乗り越え社会復帰を頑張っています…再発を防ぐには?

2018.01.16公開 2018.08.11更新
村松真実

回答者
村松真実
看護師 心理相談員

ご質問

最近、体調も安定して、主治医から仕事を始めても大丈夫だと言われたので、単発のバイトを始めました。

 

しかし仕事することが楽しいと思う分、やはり以前より疲れやすいと思ってしまいます。

 

来月からは、短時間ですが、週4日で派遣社員として働くことも決まっています。

 

自分の体調と上手に付き合って仕事をしていく方法、コツみたいなものがあれば、教えていただきたいと思います。

 

また、うつ病を再発することがやはり1番不安なので、無理しすぎないようにと思っております。

 

こんな状況が出たら、仕事を控えた方がいい等、目安になることがあれば教えていただきたいと思います。

 

今後もヨガとしばらくの間、訪問看護は続けていきたいとは思っております。

 

前回の相談はこちら

 

 

>>【まとめ】うつ病と仕事…精神保健福祉士コラム・お悩みQ&A【随時更新】

>>うつ病は治る?治らない?うつ病の症状、原因、対策、インタビューまとめ

回答

再度のご相談メールありがとうございました。

 

医師からも、お仕事再開して良い言われて、短期バイトを開始したのですね。

 

仕事をする自分が「当たり前の自分」だと感じていた質問者さんにとっては、一歩踏み出すことができたということですね。

 

とても素晴らしいことだと感じました。

 

ですが同時に、バイトとはいえ、仕事を再開してみたところ、疲れやすい自分に気が付いたのですね。

 

そして、来月から派遣社員として働き始めることに不安を感じるようになったのですね。

 

うつ病は再発しやすい病気ではあります。

 

そのため、疲れを貯めないことや、気持ちの切り替えをうまく行いことが大切になります。

 

まずは、今、感じている疲労感ですが、休職を経て社会復帰した場合に、心の病気に限らず、体の病気であっても、以前には感じなかった疲れを感じることが一般的です。

 

もちろん、緊張や人間関係などによる精神的負担も、疲れの原因になります。

 

ですが、それ以上に、体力の低下が「今まで感じたことのない疲れ」の原因になることがあります。

 

おそらく、自宅療養中は、動く範囲が限定されているため、仕事をしていた頃よりも、筋力や腹筋なども低下してしまうのだろうと推測されます。

 

そのため、基礎体力を作る意味で、速足で歩く時間を作る、有酸素運動を取り入れることも有効です。

 

来月のお仕事復帰に向けて、心肺機能や脚力をつけるためにも、少し速足で歩くことを意識して取り入れてみてはどうかと感じました。

 

また、仕事を再開し、自分の体調と上手に付き合っていく方法ですが、

 

・疲れた時は、早めに休む

 

・リラクゼーションなどを取り入れ、体の緊張をほぐす

 

・3食きちんと、食べる

 

・服薬は自己中断しない

 

・朝日を浴びて、一日のスイッチを入れる

 

・休みの日も、一日の起床時などのスケジュールを崩さない

 

・家事などは、一度に頑張りすぎない

 

・楽しいテレビビデオを見て、声を出して笑う

 

・愚痴は、ためずにその日のうちに吐き出す

 

・仕事での嫌な出来事を振り返らない

 

・できないことで、自分を卑下しない

 

・すぐに職場になじもうと無理をしない

 

・気持ちが晴れない、目つきが悪いことが数日続いた時は、我慢せずに医師や訪問看護師に相談する

 

などが対策としてはあると思います。

 

短時間の勤務は、どうしても覚えることが限られます。

 

私も、短時間のバイトをしていますが、正社員の方と比較すると、「え、そうなの?知らなった」という細かな業務が発生します。

 

責任感が強いと、どうしてもそのことを気にしてしまい、「悪いな」「迷惑をかけてしまう」と思い込みがちです。

 

ですが、短時間でも対応できる仕事もあるからこそ、勤務することになったのです。

 

すべてはできなくても、「やれる範囲で精一杯やろうと割り切る」気持ちを持つことが大切です。

 

疲れたと感じた時は、好きな音楽を聴いたり、ヨガをしたり、マッサージをうけたり、ぬるめの入浴を楽しんだりして、体の緊張をほぐして疲れを貯めないようにしてください。

 

身体が楽になったことを感じることで、心の疲れも軽減するものです。

 

人間関係のいざこざに巻き込まれ、心が疲れた時は、この場を利用して、思いを吐き出して下さい。

 

一人で抱え込まない、体と心の疲れを残さないことが、うつ病の再発を防ぐには大切です。

 

質問者さんは一人ではないのです。

 

ヨガや訪問看護を受けることも、とても効果的な対処法です。

 

質問者さんの再就職を、周囲の人がサポートしたいと考えているのです。

 

体力アップを図りつつ、楽しむ気持ちをもってお過ごしください。

 

応援しています。何か気になることが起きた時は、一緒に考えていきたいと思っています。お気軽にご相談下さい。

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