就労継続支援A型とは?対象・支援内容・費用・申請方法・事例を社会福祉士が解説

2017.01.22公開 2019.05.16更新

「精神障害を持っているけれど、仕事がしたい」

 

そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

仕事をするということは大変な時もありますが、自分の生活に対してメリハリを持つことができたり、生きがいを感じることも多いものです。

 

ですが、障害の状態によっては一般企業への就職が困難な場合も出てきます。

 

そこで、障害の程度を理解したうえで、働くことができる「就労継続支援A型」という施設が用意されています。

 

今回は、「就労継続支援A型」についてお話させていただきます。

 

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就労継続支援A型の対象

65歳未満で、何らかの精神障害を持ち、働く意欲がありますが、その症状や能力などによって一般企業への就労が困難な方。

 

 

就労継続支援A型の支援内容

個人が持つ症状や能力、技術などによって、一般企業に雇用されるのは難しいものの、就労の意欲がある方を、就労継続支援A型施設が雇い入れ、その方と雇用契約を結ぶことにより、最低賃金の支給を保証し、その施設の社員として働いてもらうというシステムです。

 

一般企業の就職に比べて、障害について理解があり、病状が悪くなった時も柔軟な対応をしてくれることが多いです。

 

仕事をしながら、より良い技術を身に着けるための指導や訓練も行ってくれます。

 

また、就労移行支援で就職に結びつかなかった方なども利用しているケースもあります。

 

仕事内容としては、軽作業や飲食店業務、製造業関係などが多いと言われています。

 

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久木田みすづ

精神保健福祉士 社会福祉士

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2017年1月22日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。