セックスレスの原因…日本人がセックスレスになりやすい理由とは?性の専門家が解説

2017.03.03公開 2019.05.15更新

前回に引き続き、今回はセックスレスの原因がテーマです。前回、日本人はセックスの頻度が少ないこと、満足度が低いことを挙げました。

 

今回は、セックスレスになりやすい日本の特徴についてです。人は、自分が育った文化の影響を知らず知らずのうちに受けています。

 

だから、自分たちの「あたりまえ」が、よその国で通用しない場合があるわけですね。

 

今回は、セックスレスの原因にもつながる日本の特徴に触れながら、みなさんの  « あたりまえ »を見つめ直す、一つの機会していただければと思っています。

 

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スキンシップの少なさ

まずは日常の挨拶です。日本では挨拶の時、相手の体に触れませんよね。

 

一方、体を近づける・体の一部に触れる挨拶は世界にたくさんあり、ヨーロッパでは握手はもちろん、頬にキスやハグも一般的です。

 

頰にキスの挨拶は小さい頃から、 異性、初対面の人に関係なく、親しみを表したい時ごく自然に行います。

 

それが「あたりまえ」の中で育つので、人に触れる抵抗が少ないのも納得できます。

 

 

イタリア人家族の例

一つ、お友達のイタリア人家族の話をします。 19歳の男の子が朝起きてきて、 キッチンにいるママの頬におはようのキスをしました。

 

その後、しばらく立ち話をしていたのですが、ふと見ると彼の手はママの腰に…。ここまでいかなくても、ヨーロッパの家族間でスキンシップは日常です。

 

日本では家族同士でも、体に触れることはあまりありませんね。満員電車ではびっくりするくらい距離が近いですが…。

 

 

性≠愛、性=恥?

個人差はあれ、性について話すことはどこかためらいがあるものです。自分のとてもパーソナルな部分とつながっているので当然といえば当然です。

 

さらにそれに加え、「性は恥ずかしいもの」という共通認識があるように思います。

 

特に、女性に抵抗を感じる人が多いようで 、自分に性欲があることを認めることができない人も少なからずいます(本当にない人もいます)。

 

Reme読者の方の中にも、

「お金や家族の話(夫の悪口)は堂々とできるけど、性の話は無理!」

という女性が結構いらっしゃるのではないでしょうか。

 

川瀬まり

臨床心理士(psychologist)性セラピスト(sexologist)

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