人間嫌いは自分も嫌い?心理・原因・克服方法とは?臨床心理士が解説

2018.12.08公開 2019.05.16更新

日々の生活を送っていく上で、避けて通れないのが「対人関係」です。

 

抜群なコミュニケーション能力を持っている人もいれば、

・なるべく人と関わりたくない

・できるだけひとりで過ごしたい、

といった「人間嫌い」の人もいます。

 

人間嫌いの方にとって、社会生活を送ることはとてもストレスフルなことだと思います。

 

仕事・学校・家庭生活以外にも、様々なシチュエーションで「人間」とかかわらないと生きていくことができないからです。

 

今回のコラムでは「人間嫌い」の原因を理解し、今より過ごしやすい毎日を目指すためのポイントをお伝えします。

 

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「人間嫌い」の心理とは?

そもそも、なぜ「人間嫌い」の人もいれば、「人間が大好き」な人もいるのでしょうか?

 

実は、人間嫌いの方の多くに共通する傾向があります。

 

それは「気持ちの歪み」です。誰しも、「苦手」「嫌い」なことがありますよね。

 

例えば、

・遅刻する人が許せない

・電車で化粧をする人が許せない

・人の話の最中に遮る人が嫌い

など。そして、こんな嫌いな特徴を、もし自分も持っていたとしたらどう思いますか?

「自分が嫌いなことを、自分がするわけないじゃないか!」

と思われるかもしれません。

 

このように、「自分の嫌な部分に気づいてしまって、不快を感じる」という危機的な状況に直面したとき、自分の心を守るために無意識にブレーキをかけます。

 

自分の心を自動的に守る機能を「心」は持っています。

 

しかし、ブレーキを掛けすぎてしまったせいで、本心が隠されてしまったり、歪んだ形で表出されてしまうことがあるのです。

 

そして、この「気持ちの歪み」が「人間嫌い」へと発展していきます。

 

それでは、心理学的な理論を交えて「気持ちの歪み」について詳しくご紹介します。

 

広瀬絵美

臨床心理士

心理学の大学を卒業後、広告会社にて勤務。退職後、心理系大学院修士課程を修了し臨床心理士資格を取得。精神科病院にて従業員のメンタルヘルスケア業務に従事する。また、国立研究所にて職場組織や妊婦さんのメンタルヘルスに関する研究にも携わっている。理想的な「ワークライフバランス」を目指し、研究と実践の両面から支援を行っている。一児の母。

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2018年12月8日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承の上、お読みください。

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