内発的動機づけを高める方法・メリット・デメリットを臨床心理士が解説

2019.01.16公開 2020.06.04更新

普段、「なかなかやる気が出ない」と悩んでいませんか?

 

仕事のやる気、勉強のやる気、趣味だってやる気が必要です。

 

やる気が出ないとなかなか行動に移せず、そのままダラダラと過ごしてしまいますよね。

 

逆に、やる気さえ出れば、効率よく動けて、時間も有効につかえますし、充実した毎日を過ごす秘訣にもなります。

 

そこで今回は、やる気を出すために必要な「内発的動機づけ」を高める方法をご紹介します。

 

【関連記事】

>>外発的動機づけを高める例文11選!臨床心理士がご紹介

 

内発的動機づけとは?

動機づけとは、ある目的の達成のために必要な行動や心の動きを引き起こし持続させるもののことです。

 

内発的動機づけとは、動機づけを高める原因が自分の中にある状態です。

 

活動の内容によって満足させられる動機付けで、活動の結果によって満足させられる外発的動機付けとは区別されます。

 

活動の結果より過程だったり、中身の充実度がポイントとなってきます。

 

内発的に動機付けられているときは、活動自体を目的としている場合が多いです。

 

例えば、

・ITエンジニアだとしたら、プログラミングが好き、興味がある

といった場合です。

 

一方、外発的に動機付けられているときは、報酬など何かを得るための手段として活動している場合です。

 

例えば、

プログラミングでお金を稼ぎたい、上司に褒められたい

など、結果のために活動している場合です。

 

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石上友梨

臨床心理士

大学・大学院と心理学を学び警視庁に入庁。5万人の職員のメンタルヘルスを管理し、カウンセリングや心理検査、メンタルヘルス講義、拳銃選手のメンタルトレーニングなど幅広く活動。6年目で退職し、フリーランスに。発達障害を支援する活動に力を入れている。‬>>HPはこちら

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  • 本記事は2019年1月16日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。