LGBTに関する日本の現状は?最近のニュースから解説【鈴木茂義さん】

2018.04.18公開 2019.05.23更新

みなさま、こんにちは。鈴木茂義と申します。小学校で働いていて、子どもや同僚からは「シゲせんせー」と呼ばれることが多いです。

 

以前、Remeで、LGBTに関するインタビューを受けたり、コラムを書いたりしたことがあります。

 

今回もRemeでコラムを書く機会を頂きました。

 

お付き合いいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

【関連記事】

【Part  1】LGBTに関する日本の現状は?最近のニュースから解説

【Part  2】LGBTの割合ってどれくらい?本当に身近にいるの?

【Part  3】LGBTのイベント!東京レインボープライドとシゲせんせー

【Part  4】LGBTと差別問題の実態や背景…差別問題を乗り越えるには?

【Part  5】LGBTのカミングアウトをされたら?職場・家族の対応事例を紹介

【Part  6】LGBTのカミングアウトの割合や理由って?事例を挙げてご紹介

【Part  7】LGBTのカミングアウトについて~シゲせんせーが伝えたいこと~

【Part  8】【LGBT問題】教育現場での事例と解決策をシゲせんせーが解説

【番外編】らしく、たのしく、ほこらしく。東京レインボープライド2018レポート

 

LGBTに対する社会のうねり

「LGBT」「性の多様性」という言葉が、以前から聞かれるようになりました。

 

その言葉を既にご存知の方も、まだ馴染みのない方もいらっしゃると思います。

 

私も先日、小学校で働く同僚からこんなことを言われました。

 

「シゲせんせー、最近LGBTという言葉を聞いたり研修を受けたりしたのだけど、この急激なブームはどうなっているの?」

 

と、少し戸惑っているようでした。

 

私自身もLGBTに関する社会の大きなうねりを感じています。

 

しかしある場面では、「LGBTという言葉を聞いたことがない」という話も聞かれ、その広まりにはまだまだ差があると感じています。

 

これからのコラムを通して、私自身も学びを深めながらLGBTについて発信していきます。

 

 

LGBTを取り巻く日本の現状

検索サイトで「LGBT」「日本」「現状」と検索すると、いくつもの記事が出てきます。

 

世の中の興味関心が、広がりつつあることを感じます。例として、1つの記事をご紹介します。

 

知っておくべきLGBTの基礎知識!日本での現状や海外の制度

 

こちらの記事では、LGBTの定義や割合、カミングアウトや結婚制度について、各国の対応や企業の対応などについて、多岐にわたり書かれています。

 

LGBTに関するトピックが当事者個人の『性的指向』(誰を好きになるか)や『性自認』(自分の性別をどう認識しているか)だけで語られるのではなく、『社会の中でどう生きていくか』『社会の枠組みはどうあるべきか』ということも含めて語られています。

 

LGBTに関する色々な調査が行われたり、結果が公表されたりしています。

 

そしてSNSの発達もあり、色々な人が色々な立場で、色々な視点からLGBTについての考えを発信しています。(このコラムも発信の1つですね。)

 

そういった意味で、私の同僚の先生も「急激なブーム」という言葉を使って、感じていることを伝えてくれたのかもしれません。

 

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鈴木茂義

上智大学文学部非常勤講師。公立小学校非常勤講師。東京都世田谷区男女共同参画センターらぷらす相談員。専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。14年間の正規小学校教諭として勤務を経て現職。教育研究会や教育センターでの講師経験も多い。お仕事のご依頼・お問合せはこちら

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  • 本記事は2018年4月18日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。