緊張しない人の心理とは?緊張する人との3つの違いは?臨床心理士が解説

2019.02.13公開 2019.05.16更新

筆者である私は、人前で話すことが苦手で日々緊張を感じることが少なくありません。

 

その一方で、同じような状況なのに、堂々とニコニコハキハキと自分の話をしている人をみると、「この人は緊張しなくてうらやましいなあ」と驚くことがあります。

 

緊張する人としない人の差ってなんなのでしょうか。

 

今回は「緊張」をテーマに、心理的な違いについて考えてみましょう。

 

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相手の緊張に気づく人は2割?

そもそも緊張とは、体の生理的な反応をもとに生じます。

 

人として必要な機能の1つであるため、ほとんどの人が緊張を経験したことがあると思います。

 

海外の心理学者の調査によると、相手の緊張に気づく人はわずか2割だったそうです。

 

つまり、8割の人たちが緊張していることに関心がなく、気付かないのです。

 

もちろんどんなシーンかにもよりますが、案外、緊張は自分が思っている以上に他人に伝わりにくく、自分も他人の緊張に気づきにくいのかもしれません。

 

 

緊張しない人の3つの特徴って?

でも実際、「この人、緊張していないな」と感じる人にも出会いますよね。

 

サッカーの遠藤保仁選手は、以前インタビューで「試合前は緊張したことがない」と話していました。本当にすごいなあと思います。

 

そんな緊張しない人たちの特徴として、

「楽観的で細かいことを気にしない」

「ポジティブ」

「行動力がある」

といったものが共通点として挙げられます。次に詳しい心理についてみてみましょう。

 

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飯田杏奈

臨床心理士

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。教育機関や療育施設、カウンセリングルームにて勤務。未就学児から大学生、大人までさまざまな悩みに向き合っている。一児の母として子育て奮闘中

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年2月13日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。