仕事のモチベーションの上げ方!簡単3ステップをカウンセラーが解説

2016.08.08公開 2019.05.16更新

なぜ、理由探しを最初にするのか?

モチベーションは「意欲」「動機づけ」など広い意味で使われています。

 

モチベーションが上がらないのは、「仕事を頑張ろう」「先送りにしている仕事に手を付けよう」という、意欲や動機づけが不足しているためと言えます。

 

仕事のモチベーションが上がらない時、シンプルに、目先の目標を立て、それを達成する方法もあります。

 

けれど、それだけでは不全感を持ってしまったり、短期的な目標を達成したのに、更にモチベーションが下がってしまうことにもなりかねません。

 

何故なら、モチベーションが上がらない理由に目を向けていないからです。

 

もちろん、短期目標を達成することで、仕事が楽しくなる場合もあります。

 

けれど、

「先送りしている仕事に手を付けられない」

「仕事はそれなりにこなせるけれど、意欲がわかかない」

といった、思いのあるあなたにとっては、問題を解決していることにならないため、モチベーションが上がることにはつながりません。

 

つまり、モチベーションが上がらない時は、自分に「やる気をさえぎるものは何なのか?」と自問自答することが、モチベーションを上げる第一歩になるのです。

 

モチベーションが上がらない理由を、まず自分自身が理解することで、より具体的で楽しい方法を考えだすことが期待できるでしょう。

 

そして、達成可能で、自分が楽しいと感じる方法を試していくことが、モチベーションを上げることにつながっていきます。

 

 

モチベーションを上げる3つの例

人間関係でモチベーションが上がらない場合

モチベーションが上がらない理由が、チームを組む相手との人間関係だとしましょう。

 

もし、チームの人間関係でモチベーションが上がらないと感じているなら、他のチームメンバーも同じことを思っている可能性があります。

 

その場合、上司や周囲の人と相談して、「どうしたら気持ちよく相手と仕事ができるか」について、フラットに話し合ってみるのも良いと思います。

 

 

仕事量の多さでモチベーションが上がらない場合

仕事量が多くて、仕事に着手するモチベーションが上がらないという理由も考えられます。

 

この場合、その仕事が仕上がった時に得られる「解放感」「達成感」を想像して仕事に取り組む方法もあります。

 

さらに、

・時間を決めて毎日やる

・工程表を作り、予定通り終了したら好きな色で塗りつぶす

・一緒に手伝ってくれる仲間を探す

・仕事をする前にリズミカルな音楽を聴く

など、楽しくメリハリをつけた方法で、仕事に取り組むことも、モチベーションを上げる方法になります。

 

 

仕事以外でモチベーションが上がらない場合

仕事以外の理由でモチベーションが上がらない時は、

・リフレッシュを心掛ける

・仕事を家庭に持ち込まない

など、まずはオンオフを切り変えるための楽しい方法を考えてみましょう。

 

 

さいごに

今回、仕事のモチベーションを上げるための簡単3ステップについてご紹介しました。

①やる気を阻む理由を考えてみる

②楽しく発散できる方法を考える

③そして、即実行に移してみる

この繰り返しが、モチベーションを上げ、継続的に維持することができる方法です。

 

短期的な視点に逃げずに、まずモチベーションを下げている理由にしっかり向き合うことが第一歩です。

 

ぜひ試してみてくださいね!

 

きっとあなたなら、楽しい解決方法をみつけることができます。

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村松真実

看護師・心理相談員

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2016年8月8日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。