部下をうつ病にするクラッシャー上司の5つの特徴と7つの言葉とは?
部下をうつ病にする7つの言葉
言葉を書き連ねているだけでも息が詰まってきそうですが、いったいクラッシャー上司はどんな言葉で部下を追い詰めているのでしょうか。
クラッシャー上司は、相手の人格を否定する言葉、執拗に責め立てる言葉によって部下をつぶしていきます。
例えばこんな言葉です。
「なんでそんなこともできないの?」
「だからお前はダメなんだ。」
「お前のためを思っているんだ。」
「お前のせいで仕事が失敗した。」
「お前は使えないな。」
「今まで何してきたの?」
「会社辞めたら?」
クラッシャー上司、3つの対策
上記で挙げた言葉、酷い言葉ですね…。書いているうちに、私の心が痛くなってきました。
それではこんな酷い言葉を平気で発するクラッシャー上司に対して、どんな対策をすれば良いのでしょうか。
3つの対策を提示します。
1.同僚とクラッシャー上司への被害者感情を共有する
同じ思いをしている同僚と、当該クラッシャー上司についての感情を共有することは有効です。
同じように苦しんでいる仲間と被害者感情を共有することで、「一人じゃないんだ」と思えるでしょう。
2.心身が破綻する前にクラッシャー上司に向き合うことを止める
人事部に相談する
病院に相談し休職する
転職・退職する
などして、クラッシャー上司と向き合うことを止めましょう。
クラッシャー上司から距離をおくことでストレスがかなり軽減されます。
3.状況を俯瞰して現状に耐える
一般的にはあまりお勧めしませんが、自分のことを客観的に捉え、ストレス耐性が高い人はクラッシャー上司に耐えることができます。
しかし、クラッシャー上司の暴言や態度に耐えることで、
「仕事がうまくいかないのは自分のせい」
と自分自身を責めることになり、その状態が続くとうつ状態になる可能性があります。
我慢が出来ないのであれば、会社の人事部や専任のカウンセラーに相談しましょう。
さいごに
働き手の人口が多かった昭和の高度経済成長期には、きめの細かいマネージメントは不要だったのかもしれません。
しかし、働き手が減っている現在、以前のようなマネージメントでは人が定着しなくなっています。
昭和のモーレツ社員にとっては、当たり前のように存在していたクラッシャー上司は、今ではパワーハラスメントとして罰せられる対象となりました。
経済の状況が変わり、働く人の価値観も多様化する今、部下への共感を含めたきめの細かいマネージメントが求められています。
「共感性のなさ」
がクラッシャー上司のクラッシャー上司たる所以ではないでしょうか。
彼らクラッシャー上司には、共感してもらえることを期待してはいけません。
自分が潰れる前に対策を立てることが得策です。
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- 本記事は2019年4月16日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。