合わない上司が辛い…7つの上司タイプ別で接し方・付き合い方を解説
合わない上司との接し方・付き合い方7選
①せっかちな結果重視型上司
迅速に意思決定をしたい上司です。
部下の話が長く、要点がまとまっていないと上司はイライラします。
私が社会人になったばかりの時は、まとまりのない報告をしてよく上司に怒られました。
上司に話す時は、良いことも悪いことも含めて、結論から先に言いましょう。
仕事の見通しを立て、「自分はこうしていく」という対策と一緒に情報共有しておくと、上司は信頼してくれます。
限られた時間の中で、迅速に決断しなければいけない上司は、多くの場合、結論から先に伝えたほうが良く、経営者は特にこの傾向が強いと感じます。
【この上司との接し方のポイント】
⇒「要点を整理して、結論から先に報告」
②資料の細部にこだわる上司
提出する資料や書類の形式(色、フォント、大きさ、余白など)、報告の仕方、資料の作り方にこだわりがあるので、決まった型から外れると不機嫌になる上司です。
とにかく面倒くさいですが、好みを把握してポイントを外さないようにしましょう。
決まった型さえ覚えてしまえば、比較的楽にコミュニケーションを取ることができます。
上司なりの「基本の型」を徹底的に学ぶため、私はエクセルの資料作成能力が飛躍的に向上しました。
【この上司との接し方のポイント】
⇒「上司なりの基本の型を押さえる」
③チェックが厳しすぎる上司
部下の仕事の進め方を把握し、一つひとつ全ての仕事に関わらないと気が済まない上司です。
こうなったら、部下は完全に上司のロボットです。
私は上司の言うとおりに業務を進めなければならず、徹底的に行動を管理されたため、精神的に限界が来て、最終的には部署の異動を願い出ました。
前提として仕事が合わなかったことが最大の原因ですが、このようなチェックが厳しい上司に対しては、まずは仕事でミスをしないこと、報連相をこまめに行うことです。
ミスをしなくなった時点で上司は部下のことを信頼し、チェックすることもだんだんと無くなっていきます。
【この上司との接し方のポイント】
⇒「進捗などの報連相をこまめに行う」
④放任型上司
黙ってやり方を見て、マネして覚えろというタイプの上司です。
仕事のやり方には一切口出しをしない半面、結果はしっかり求めます。
結果さえ出せば、そこにたどり着くまでの過程で細かいことは言いません。
上からの指示待ちで仕事をしてきた部下は、一切指示が飛んでこないため、大変困るでしょう。
まずは分からないことは恥ずかしくても聞いてみることです。
そして自分から積極的に学ぶ姿勢を見せれば、やがてコツを教えてくれるようになります。
【この上司との接し方のポイント】
⇒「積極的に質問などをして学ぶ姿勢を見せる」
⑤スピード重視で大雑把な上司
細部にはこだわらず、まずは走り出してから考える上司です。
要領が良く、合理的な場合が多いです。
結果にたどり着くまでのプロセスにほとんど興味はなく、結果が出ていれば満足です。
データなどはさておき、仕事に取り掛かり始めることが大切です。
指示なども朝令暮改である場合もあるため、走りながら考え、柔軟に対応していきましょう。
【この上司との接し方のポイント】
⇒「変化は付きもの。走りながら考える癖を」
⑥やる気がない上司
無駄な行動、目的のない顧客訪問、クオリティーの低い仕事。
仕事を頑張りたいと思っている部下にとってはストレスになるでしょう。
その場合は、あなたはあなたで仕事を進めましょう。
上司のせいにして成果が出なければ、あなたの評価も下がります。
・上司のさらに上司と関係性を作って根回しをする
・理解のある関係者・キーパーソンと仕事を進める
などして独自に仕事を進めましょう。
【この上司との接し方のポイント】
⇒「キーパーソンなどへの根回しで独自で進める」
⑦クラッシャー上司
いわゆるパワハラ上司です。物理的・心理的に距離を置くということが最善策です。
クラッシャー上司に関しては、前述のコラム「部下をうつ病にするクラッシャー上司の5つの特徴と7の言葉とは?」で書かせていただきました。
クラッシャー上司に悩んでいる方は、是非読んでみてください。
【この上司との接し方のポイント】
⇒「物理的・心理的に距離を置く」
体調不良になる前に適切な相談相手を
皆さんの周りに、このような上司はいましたか(独自の視点で恐縮です)。
自分の行動を振り返り、変えようと努力することは、社会人としては当然の振る舞いと考えることもできます。
しかし、自分が変われないことを必要以上に責め、状況を悲観しすぎると、体調不良を引き起こします。
本来の自分の姿とかけ離れすぎると、適応障害を引き起こす可能性があります。
※適応障害とは、ある生活の変化や出来事がその人にとって重大で、普段の生活がおくれないほど抑うつ気分、不安や心配が強く、それが明らかに正常の範囲を逸脱している状態。 出典:厚生労働省ウェブサイトより
【関連記事】
>>なぜ適応障害は甘えと思われるのか?適応障害を経験した看護師が解説
さいごに
ここまで私が出会った合わない上司の例を挙げて、独自の対処法についてお話しました。
今思えば新入社員のころは、合わない上司だらけでした。
しかし、社会人経験が長くなり、色々なタイプの上司に合わせていくうちに、結果として自分の対人スキルも上がっていったように思います。
あなたはどんな上司に対してストレスを感じますか?
あなたなりの独自の対処法を見つけて、うまくビジネスの世界をサバイブしたいものですね。
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- 本記事は2019年4月22日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。