人生をあきらめたくない想いが未来に繋がった【青空を駆ける さん】
今回は私自身の過去と現在、そして未来への想いを『仕事』をテーマにお伝えさせていただければと思います。
「全てが終わってしまった」
大学在学時に内定を得たものの、不安や葛藤が強くありました。
そこで、以前アルバイトをしていた会社に相談し、その会社への就職を目指しましたが破談となり、結果的にどちらの会社にも就職しないことになってしまいました。
「全てが終わってしまった」
と、奈落の底に落ちた失意を抱きながらも、何とか就職活動をしました。
しかし、どのような仕事をしたいかも見失った状態では、就職活動をやれる心境ではありませんでした。
アルバイトからのスタート
1カ月半の時を経て、アルバイトから始めようと思い、水泳関連の職務に着手しました。
小学生時代に短期間ながら水泳経験があったものの、子供とのかかわりは初めての事で、戸惑いの連続でしたが、周囲のサポートもあり徐々に慣れていきました。
その職場で4年と半年の歳月を過ごす中で、見失っていた方向性が確実に見出し始めました。
いつかは水泳を軸にした仕事をしようと思い、水泳を含めたスポーツ関連の資格取得に励みました。
そして、昨年にやっとの思いで就職を決め、違う環境での水泳インストラクターとして指導しました。
やっとつかんだ未来への切符も…
しかし、職場の人間関係に心が潰れかけてしまい、自分を責めてしまう悪循環に陥り、退職…
わずか3カ月余りの期間でした。
やっとつかんだ未来への切符を、理由は何であれ、手放すことになってしまった…
このことで、また自分自身への無力感に途方もない絶望感に浸ってしまい、引きこもりになってしまいました。
これまでも、精神的に参ってしまったときに這い上がってきた方法を全部試してみても、前には進めず、かつてない自己険悪にハマってしまいました。
「人生を終わりにしよう」
「もうどうすることもできない。人生を終わりにしよう」
日に日に深まる不の感情がピークに達し、いつ自らの命を絶つ行動に出てもおかしくない状態になりました。
人づてに聞いて知った「命の電話サポート」などにもかけましたが、どれも繋がらず。
本当に、もう駄目だと思いました。
最後の望みをかけて
そんな中、以前から気にかけていた児童福祉の仕事に、最後の望みをかけて応募。
「頼む、俺を救ってくれ!!」と封に想いを込めて。
後日、選考の末、採用されることになり、現在に至ります。
今では子供たちの純な笑顔に心から傷を治してもらっています。
人生をあきらめたくない想いが未来に繋がった
これまで、苦しい時に何度も自分を信じられなくなってきましたが、今回の件ほど苦しいものはありませんでした。
でも、最後の最後で「でもまだ人生をあきらめたくない」という想いが未来に繋がりました。
私のように(そうでなくても)、人生に終止符を打ちたいと心底思っている人などに、「あきらめないで、進んでいこう」と伝えたいです。
私の未来への期待は、今の仕事の延長線上で働きたいということです。
子供たちと触れ合う笑顔の先に、次なる目標を見据えて。
ペンネーム:青空を駆ける 様
青空を駆けるさんの体験談
【第1回】目標を見失い、気持ちは落ち、自殺をしかけて、どん底を味わう
【第2回】人生をあきらめたくない想いが未来に繋がった
【第4回】仕事を辞め、自分を信じて進んでいくために考えていること
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- 本記事は2017年5月12日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。