ヨガの瞑想の効果って?種類・呼吸・言葉マントラを臨床心理士が解説
現在インドやネパールで瞑想とヨガのトレーニングを受けている臨床心理士の石上です。
近年は日本でもマインドフルネス瞑想など、「瞑想」のブームが訪れつつあるので、興味を持っている方もいらっしゃると思います。
マインドフルネスとは、インドの瞑想がルーツでして、アメリカで体系化し、日本に輸入されてきたものになります。
基礎の部分はヨガの瞑想と同じです。
瞑想と聞いて、「なんだか難しそう」「お坊さんがやるものでは?」ととっつきにくい印象があるかもしれませんが、やり方はとても簡単です。
難しいことをやるというよりは、継続することが大切なものになります。
今回は、ヨガ瞑想の基本的な部分についてご紹介しますので、興味をお持ちになった方は是非チャレンジしてみてください。
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ヨガの瞑想とは?
瞑想は、ヨガの大切な要素のひとつです。
基本的な瞑想は、姿勢に気を付け、呼吸に意識を集中させて、いまここの状態に気づくことで、心が落ち着き、ストレス軽減など様々な効果があります。
また、リラクゼーションだけでなく、思考のリセットや集中力アップなどの効果もあるため、多くのビジネスに取り入れられています。
ヨガの瞑想による脳の変化に関する研究も進んでおり、ビジネスの世界でもスティーブジョブスやビルゲイツが瞑想を実践していたり、googleが研修プログラムに取り入れているのは有名なお話です。
メンタルへの効果は?
ヨガの瞑想はもちろんメンタルヘルスにも効果があります。
リラクゼーション効果によってストレス解消法にもなります。
また継続的な瞑想によって、海馬や扁桃体の灰白質の密度に変化がみられます。
海馬は主に記憶と関係し、扁桃体は不安などの強い感情やストレスと関係している脳の部位になります。
しかし、瞑想を始めてすぐに効果がみられるわけではなく、継続することが大切です。
どのくらいで効果がみられるかは個人差がありますが、少なくとも2~3か月ほどの継続が目安とも言われています。
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- 本記事は2018年11月28日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。