失恋でうつは心が弱い?病院に行く4つのタイミングは?臨床心理士が解説
失恋すると、身も心もボロボロになりますよね…。
あんなに愛していた人がもう自分を好きではなくなってしまった…
連絡をしても応えてくれない…
いつか結婚するかもしれないと思っていたのに…
失恋の苦しみは、本当につらいものです。
・なぜ失恋がつらいのか
・失恋でうつ状態になることはあるのか
そして、失恋をどうやって乗り越えていけばよいのかを心理学的に解説します。
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失恋でうつ状態に?
結論から言うと、失恋でうつ状態になることは大いにあり得ます。
どうして失恋はこんなにも苦しいものなのでしょうか?
そのメカニズムの背景には、脳内物質“ドーパミン”の存在があります。
失恋後の男女を対象に、元恋人の写真を見せる実験がありました。
その結果、なんとドーパミンが大量に分泌されていることがわかりました。
ドーパミンは快楽物質と呼ばれ、人に興奮をもたらします。
美味しいものを食べているとき、楽しい話をしているとき、性的に興奮しているときもドーパミンは放出されます。
つまり、この実験からわかることは、
脳は元彼(彼女)を手に入れ、快楽を得たい!と相手を求め続ける
ということです。
しかし、「もう手に入れることはできない」という状況が、人の心に多大な苦痛を生み出しているのです。
また、失恋の回復には3ヶ月かかることも示唆されており、このような脳が生み出す苦しみに耐えられず、心がうつ状態に陥る可能性は十分に考えられます。
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- 本記事は2019年3月7日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。