理由なく気分が落ち込む…4つの原因と対処法とは?精神保健福祉士が解説

2019.03.06公開 2019.05.16更新

なんとなく気分が落ち込んでしまう日は誰にでもありますよね。

 

1日や2日でおさまればいいのですが、何週間も気分がすぐれなかったり、眠れなかったりすることはありませんか?

自分では理由が思い当たらないのに落ち込んでしまう…

クヨクヨしやすいと感じる…

なんてこともあるのではないでしょうか。

 

そんなとき、こころの病気をお持ちの方もそうでない方も、自分なりに対処できることがあるかもしれません。

 

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気分が落ち込む4つの原因

気分の落ち込みは、まず理由があるかないかで分類します。

 

もしも、「自分が落ち込みやすい」と感じているなら理由を考えてみましょう。

 

仕事のストレスやプレッシャー、失恋など、落ち込んでいる理由が明確な場合は、その理由に対してどのように向き合うかを考えていくことが必要です。

 

ここでは、明確な理由がないのに気分が落ち込む場合について少し詳しく解説していきます。

 

①セロトニンの不足

安心や幸せな気分を感じるための神経物質であるセロトニンが不足している場合があります。

 

長期的にセロトニンの不足が続くと、不眠や抑うつ気分などのうつ症状が現れます。

 

気分の落ち込み以外に眠れなかったり朝起きられなかったり、うつの症状がないが思い返してみましょう。

 

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②ホルモンバランスの乱れ

女性は生理周期によってホルモンバランスの乱れが気分に現れることもあります。

 

毎月生理が来る方であれば、1カ月の中で気分にムラがないか思い出してみましょう。

 

生理の前は落ち込みやイライラがあり、生理が終わると気分がスッキリするという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

また、40~50代では多くの女性が更年期を経験します。

 

不安感やイライラが強くなるので、婦人科で相談してみてもいいでしょう。

 

③認知のゆがみ

些細なことでも捉え方に偏りがあると、ずるずると落ち込んだ気分を引きずってしまうこともあります。

 

考えが悪いほうへ進んでしまい、些細なことでも「もうおしまいだ」と感じることはありませんか?

 

物事の捉え方が極端に悪いほうへ傾いているのかもしれません。

 

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④気温の変化

極端な寒暖差は、気分に影響します。

 

季節の変わり目など気温の差が激しい時期には気持ちの浮き沈みが激しくなる傾向があります。

 

日本は季節によって気温の差が激しいため、1年の中で気分に波ができてしまう人も多いです。

 

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菊池恵未

精神保健福祉士

精神保健福祉士として、都内NPOにて精神障害者の支援を行う。就労支援担当として面接同行や就職後の業務メニュー作成などをしてきた。障害年金や生活保護受給の相談にものっている。JCTA日本臨床化粧療法士協会認定のもと臨床化粧療法士®として隔月でメイクアッププログラムを実施中。

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年3月6日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。