嫉妬深い性格を直す5つのポイントとは?精神保健福祉士が解説
「嫉妬が強すぎて、恋愛がいつもうまくいかない…」「嫉妬深い自分の性格が大嫌い…」
嫉妬は自分自身も苦しいし、周囲からも嫌がられる感情なので、なんとかしたい…
でもどうしたら、嫉妬深い性格は直るのでしょうか?
今回は、嫉妬深い性格を直すポイントについて考えてみたいと思います。
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嫉妬深い性格の3つの特徴とは?
1.人と比べてしまう
嫉妬深い性格の人は、自分と相手を比べて考えるという癖がついています。
「あの人と比べて私はこれもあれも持っていない…」
「あの人は、あんなに良い思いをしている。ずるい、妬ましい、憎い!」
「それに比べて、私は何も良い思いをしていない、惨めで悔しい!」
人の持っているものと自分の持っていないものを比べるのは、つらく、苦しいことです。
2.パートナーへの依存心が強い
「カレがいなくなったら、寂しくて死んじゃう」
「カノジョがいなくなったら、生きていけない、オレも死ぬ!」
アツアツなのは良いですが、パートナーへの依存心が強くなりすぎると、危険信号です。
「カレが今、何をしているのか、気になって仕方がない」
「見えないところで浮気していないか?」
「他の女といちゃついてないか?」
…ちょっぴりヤキモチを焼くだけならよいですが、エスカレートすると大変です。
「さっきまでどこにいたの?」
「今誰と話していたの?」
と、一日中、パートナーの行動監視をしなければ気が済まなかったり、コンビニの店員と話しただけで、
「おまえが尻軽女だから、男が寄ってくるんだろう!」
「オレの言うことを聞かないから、不愉快な気持ちになるんだろう!」
「オレが不幸になったのは、おまえのせいなんだよ!」
嫉妬もここまで強くなると病的です。嫉妬心が異常に強いと、パートナーとの関係は長続きしません。
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3.さみしさを抱えている
いつも、誰かのよいところばかり気になり、嫉妬してしまう…
パートナーに対する嫉妬心が異常に強く、誰とつきあっても長続きしない…
万年、嫉妬に苦しめられている人は、養育環境に何らかの問題があった可能性があります。
親から充分な愛情を受けられず、愛着構築がうまくできないまま、大人になっている場合などです。
嫉妬の根源には、「さみしさ」の感情があります。
心の奥底にさみしさを抱えて生きていると、他の人が妬ましく思えたり、パートナーに異常な嫉妬を抱いてしまうことがあります。
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- 本記事は2019年4月23日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。