うつ病の夫への接し方…家族だからできる3つのポイントとは?臨床心理士が解説

2018.11.06公開 2019.12.08更新

パートナーがうつ病になった時、誰もが戸惑いますよね。

 

それまでとは違う本人の様子に、心を痛めたり不安になったりすることもあるでしょう。

 

そんなときのために、このコラムでは、

「家族として本人を支えるために何が出来るのか」

「その家族の心身を守るために何が必要か」

といったことについて解説しています。うつ病について、家族について、一緒に考えていきましょう

 

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うつ病がもたらす日常生活への影響とは?

うつ病になると「気力がわかない」「何をするにもおっくうだ」と訴える患者さんが多く、よく「心がエネルギー切れを起こしている状態」であると例えられます。

 

そのことが、日常生活にどのような影響を及ぼすのかについて見てみましょう。

 

趣味や好きなことが出来なくなる

うつ病の代表的な症状の一つに、「興味や喜びの喪失」があげられます。

 

それまで好きだったことや趣味の活動などに関心がなくなり、何をしても「楽しい」「面白い」といった喜びの感情を持てなくなってしまいます。

 

その結果、何もせずに横になっていたり、ぼんやりしたりする時間が増えていきます。

 

日課がこなせなくなる

それまで何気なく行うことが出来た生活上の行動にも、支障をきたすことがあります。

 

例えば、

・入浴しなくなる

・身だしなみに気を使わなくなる

・スーパーや郵便局など近所の用事でも外に出ない

・料理や掃除が出来なくなる

といった状態です。会話など、人とのコミュニケーションもとりにくくなります。

 

食事や睡眠が困難になる

うつ病にかかることで、食欲が低下したり睡眠の質が悪くなったり(眠れない、眠りすぎる、朝早くに起きてしまう、夜中に何回も目が覚める、等)することがあります。

 

その影響で日中はぼーっとしてしまったり、イライラする、不機嫌になるといった状態が見られることもあります。

鈴木さやか

臨床心理士・公認心理師

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。福祉分野のケースワーカーとして従事したのち、公的機関でテスター兼カウンセラーとして勤務。子どもの問題(不登校、非行、発達障害等)や労働、夫婦問題をはじめ、勤労者、主婦、学生など幅広い立場への支援を行っている。

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2018年11月6日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承の上、お読みください。

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