根拠のない自信はうざいもの?根拠のない自信の良し悪しを臨床心理士が解説
みなさんは自信のあることや自信を持ちたいことなどありますか?
普段の生活の中でも「自信をもって!」など、自信という言葉はよく耳にする言葉かもしれません。
しかし、実際には自信を持てるかどうかや、自信の度合いというのは人によってさまざま。
そのなかには「根拠はないけど、とにかく自信を持っている」ということもあります。
根拠がないのに自信を持っているってどういうことでしょうか…?
そこで、今回は「根拠のない自信」についてご紹介します。
>>自分に自信がない5つの理由・克服するための方法5選を臨床心理士が解説
>>出来るのに自信がない…自信がつく3つの言葉とコツを臨床心理士が解説
>>自信をつける上で役立つ3つの心理学的観点とは?臨床心理士が解説
>>仕事や恋愛で心が疲れた時の本10選。臨床心理士レビュー付き
>>自信のつけ方11選!仕事や恋愛に活かせる方法を臨床心理士が解説
>>自信がないけどプライドが高い人の特徴や3つの対処法を臨床心理士が解説
根拠のない自信とは?
そもそも、「自信」とは何でしょうか。自信とは、その定義として一般に、
自己についての肯定的な評価
とされています。
なんでもかんでも、自信を持てているかといえば、必ずしもそのようなことはなく、分野や領域などで自信を持っている範囲を分けられることもあります。
「数学は得意だけど、体育は苦手」
「暗記は出来るけど、表現するのはあんまり上手じゃない…」
というような感じです。
自信を持っていることで、根拠がある場合とない場合があります。
自信に根拠がある場合には、「こういう理由で」ということが明確で、自分だけでなく他者にも理解がしやすいものです。
一方で根拠がない場合には本人も、
「なんでかわからないけど、自信を持っている」
ような状態ですので、周りからするとなかなか理解が難しいこともあります。
「根拠のない自信」を良くないもののような印象を抱いている方もいるかもしれませんが、必ずしもそうとも限りません。
自信を持つことは自分自身についての肯定的な評価ですので、ポジティヴな性質も持ち合わせています。
自信は自分を支持してくれる役割もありますから、自信がない状態よりも好ましい側面もありそうですね。
- 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
- 本記事は2019年3月20日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。