【先生向け】子供の不登校に悩む親にかける言葉・関わり方とは?臨床心理士が解説

2019.07.26公開 2019.09.10更新

受け持ちの生徒が不登校になってしまい、生徒ともまだ関係が築けていなかったのに、保護者の方とどう接していいのかわからない…。

 

そのように悩まれる先生は大勢いらっしゃいます。

 

不登校のお子さんを持つ「保護者の方向け」のコラムはこれまでも多くありましたが、今回のコラムは担任の先生の立場からどのような支援をしていくことが望ましいか?をテーマにお話しします。

 

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不登校で親が学校に求めていること

1.情報共有

行事やテストなどについて、いつどのような形で行われるかがわからず、保護者の方がそのまま情報を取りこぼしている状態になっているケースはとても多いです。

 

学校へ行っていない立場からすると、まるで放っておかれているような感覚になり、学校との距離が開いてしまいます。

 

クラスの様子、勉強の進み具合などを小まめに知らせることで、親も子も復帰のタイミングをつかみやすくなります。

 

2.担任の先生からの励まし

「いつでも、お子さんのタイミングで来てもらえれば大丈夫」

だという姿勢は、保護者の方の負担をぐっと減らすことができ、信頼関係を築きやすくなります。

 

学校へ来ていなくても、ちゃんと存在を気にし続けているという気持ちを示していくことが大事です。

 

電話や家庭訪問をしてもなかなか直接お話が出来ない場合は、お手紙を書いて学校のプリント類と一緒にポストへ入れておくだけでも十分です。

 

3.無理のない登校刺激

ただ、闇雲に本人や保護者の方とコンタクトを取ろうとするのはタブーです。

 

あくまでも各家庭の事情に沿って、プレッシャーを与えないように配慮しながら「学校に戻って来て欲しい」という気持ちを伝えていきましょう。

鈴木なつこ

臨床心理士 公認心理師

心理系大学院在学中よりフリースクールスタッフ、精神障害者の共同作業所などを経験。修士課程修了後、スクールカウンセラーとして従事。電話相談業務も兼ねる傍ら、臨床心理士を取得。現在は公認心理師資格を取得し、公立小中学校のスクールカウンセラー。専門は不登校と発達障害。一児の母。

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  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年7月26日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承の上、お読みください。

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