気分の落ち込みで仕事に支障が…どのように仕事に向き合えばいい?

佐藤ゆみ

回答者
佐藤ゆみ
キャリアコンサルタント

ご質問

①小学生の頃から毎日死にたいと思っていて、人は死にたいと思うことが普通だと高校生の頃まで信じていたくらいでした。

 

中学生の頃は少し不登校をしました。

 

高校に入って過激なダイエットをして倒れ、反動で過食症になり、今も治らず6年ほど苦しんでいます。

 

過食症も一因となり、大学受験は失敗。

 

大学で夢にみていた留学を果たすことができましたが、留学先で信頼していた男子に犯され、非常に人が信じられなくなりました。

 

苦しみ続け、この留学での体験を思い出してしまう大学の存在そのものがいやになり、大学4年の春学期を休学。

 

まともな就職活動もできませんでした。

 

何とか卒業、憧れていた雑誌編集の仕事に就きましたが、その忙しさとプレッシャー、うつ症状、過食衝動で心身共に疲れて、あげくの果てに無断欠勤し退職しました。

 

しばらくしてから転職活動を初始め、Webライターのアルバイトに決まりましたが、また同じことを繰り返しそうで怖くなり、入社初日に欠勤。

 

もう1ヶ月以上家にこもっています。こんな自分、社会で働くには相応しくないと思います。

 

②ライターの仕事を在宅勤務にしてもらったものの、うつ状態と過食で記事を書けません。書こうとしてもイライラします。

 

両親と同居しています。仲はあまりよくありません。

 

私が引きこもっていることについて、何も言いません。

 

双極性障害と過食症(たまに嘔吐、下剤乱用を伴う)を患っています。

 

大学時代から色々精神科・心療内科にいきましたが、効果を実感できず通院が長続きしません。

 

前職を退職後、しばらく通院して精神安定剤を処方してもらっていましたが、転職活動中精神不安定になることが多くなり薬が効かず。1ヶ月以上飲んでいません。

 

病院に行こうと何度か予約を入れましたが、予約当日になると怖くなって行けません。

 

④在宅ライターの仕事を辞めようかと思っています。

 

いつから普通に記事を書けるようになるか分からないので、会社に迷惑をかけるだけです。

 

それなりに知名度があるメディアで、目指していた世界に近い職場なので、すごく残念で悔しいし本当はやめたくないのですが、仕事ができないならしょうがないかとも思っています。

 

会社には「体調が悪い」と言って在宅にしてもらっているのですが、退職する場合、会社に自分の精神障害を伝えるべきでしょうか。

 

また、仮に仕事をする自信がついて転職する場合、転職先に精神障害を伝えるべきでしょうか。

 

私の症状を知っているのは親だけで、他に相談できる人がいません。

 

どうぞよろしくおねがいします。

回答

ご相談ありがとうございます。相談内容、拝見いたしました。

 

中学時代には不登校を経験、高校時代のダイエットによる過食症に今も苦しんでいらっしゃること、大学時代には留学先での出来事から、さらにつらいお気持ちを抱えてこられたのですね。

 

それでも無事に卒業し、就職した雑誌編集の仕事では忙しさやプレッシャーから体調を崩して退職。

 

転職活動を経て、やりたい仕事に近いWebライターの仕事に就いたものの、出社できずに今は在宅でお仕事をしていらっしゃるのですね。

 

しかし、うつ状態と過食症に悩んでいることから、このまま会社に迷惑をかけるならば、仕事を辞めようかとも思っているのですね。

 

ご両親以外に、誰も相談できる人がいないなか、苦しい胸の内をよくお話しくださいましたね。

 

まず、在宅ライターの仕事を辞めるか否かについてですが、体調の波がありながらも、少しでも仕事ができている状態があるのでしたら、可能な範囲で続けることを考えるのはいかがでしょうか。

 

なぜならご相談者様は、現在の仕事のことを、目指していた世界に近い職場で辞めることはすごく残念で悔しい、本当は辞めたくないとおっしゃっています。

 

やりたいことやご自身の夢に近づける場所は、今の職場であり、本心は続けたいのだと私は感じました。

 

そこで、1つの提案ですが、会社に体調不良のこと、今後の働き方について正直に相談してみてはいかがでしょうか。

 

体調は良くないときもあるが、今の仕事は続けたいということを素直に伝えたうえで、

 

自分はどのくらいのペースであれば記事を書けそうか(週に何本など)、このまま在宅勤務は可能なのかどうか…を具体的に話してみましょう。

 

一般的に、ライターの仕事ですと、場所や時間を選ばず、自分の裁量でできるといったメリットがあります。

 

今のご相談者様の体調を考慮すると、出社が必須である仕事よりも、自分のペースでできる仕事は、とても適しているように思います。

 

アルバイト雇用であれば、柔軟に対応してもらえるかもしれませんので、ご相談者様の体調に合わせながら、やりたいことを実現できる働き方を模索していきましょう。

 

一方で、会社としてはバリバリ記事を書いてほしいなど、どうしても今後の契約が難しいといったこともあるかもしれません。

 

その場合には、残念ですが、「会社が求めるものが違っただけのこと!」と思い、体調が回復したら改めて転職活動を始めましょう。

 

その場合は、選考時に体調不良について先に会社に伝えておくと、入社後に仕事量やペース配分など考慮してもらえるかもしれませんね。

 

もしかしたら体調不良を理由に、不採用になってしまう会社もあるかもしれませんが、隠しながら仕事を続ける方が、ご自身に負荷がかかるように感じます。

 

今の自分にできる範囲で、少しずつやっていきましょう。

 

また、体調との付き合い方ですが、ここ1ヶ月程度は通院していないとのことですが、もしかしたら薬を再度飲み始めれば、仕事ができるようになる可能性もあります。

 

ただ、ご相談者様の場合は、複数の病院に通っても効果を感じられないとのことですので、薬の服用だけではなく、カウンセリングを受けてみるのも良いかもしれません。

 

心療内科に併設するカウンセリングルームでしたら、敷居がそれほど高くないと思いますので、選択肢の1つとして考えてみてくださいね。

 

おそらく、不安な気持ちになると過食やうつ状態が襲ってくるのかもしれません。

 

実は、私もイライラした時に食べ過ぎて後悔することがあります。

 

そのようなときは、「過食が来た!」となるべく客観的に見て、襲われないように距離を取ったり、逃げたりして、攻撃をかわそうとしています。

 

もしよければ意識してみてください。

 

最後になりますが、ご相談者様は、過去のつらい出来事や体調不良に悩みながらも、ご自身のやりたいことに向けてまっすぐ進んでこられて、エネルギーのある素敵な方だと私は感じました。

 

きっと、体調との付き合い方がわかってきたら、お仕事も自然とできるようになりますし、会社からも、社会からも必要とされる人になるのではないかと私は想像します。

 

今は思うようにいかなくとも、まだまだ人生はこれからです。

 

落ち込むときや不安なときには、体調を第一にしながら、今の自分にできていることを探し、立ち上がっていきましょう。

 

ぜひ夢を忘れず、自分に合った働き方を探しながら、あせらずに進んでいってくださいね。

 

これからも影ながら見守っています。

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