自尊心が低くプライドが高い人の生きづらさ、うつの危険信号とは?臨床心理士が解説
周りの評価を気にしすぎたり、自分を他者と比べて落ち込んでしまう…
自尊心の低い人の中には、常に比較されて育ったり、自分自身の存在を否定する言葉をかけられたり、虐待に遭ったりする経験などから、
「どうせ自分なんて…」
と、自分を信じられず欠点ばかり目が行ってしまったり、周囲の目を気にしすぎてしまうことがあります。
さらに、自尊心が低いだけでなく、プライドが高いこと悩む人も少なくありません。
そこで今回は、自尊心が低く、プライドが高い状態から生じる生きづらさや「うつ」になるリスクについて、臨床心理士に解説してもらいました。
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自尊心とプライドの違いとは?
初めに、自尊心とプライドの違いについてお話します。
自尊心が高いとは?
・欠点も含めて自分を価値ある存在であると思える
・自分に自信がある
・自分で自分を認められるような自分で在りたいと思っている
・自分基準で判断できる
プライドが高いとは?
・自分の欠点を許すことができない
・自分に劣等感がある
・他者から認められるような自分で在りたいと思っている
・他者基準で判断する
これらから、プライドが高いということは自尊心が低いことの裏返しであることが分かると思います。
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- 本記事は2020年8月31日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。