緊張とはどんな状態?なぜ起きる?3つの対処法を臨床心理士が解説

2019.02.25公開 2019.05.16更新

人前で話す、就職活動の面接、誰かに大事なことを伝えるとき、新しいことをはじめるとき…

心臓がどきどきしたり、

汗がふきでてきたり、

顔が赤くなったり、

頭が痛くなり、

ああもういやだ、と思ったり…

人によって思い描く場面は違うと思いますが、そんな「緊張すること」で悩んでいる人はたくさんいると思います。

 

そこで今回は、「緊張」とは、どんな状態でどうして起きるのか、考えてみましょう。

 

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緊張とはどんな状態?

心理学では、緊張は感情を構成する1つの要素であると考えられています。

 

ドイツの心理学者のヴントは、感情を

「快―不快」

「興奮―鎮静」

「緊張―弛緩」

の3つの側面に分け、緊張は様々な感情に影響を及ぼしていると考えました。

 

心と体の状態は?

緊張を感じているとき、心の中は、

・不安

・焦り

・恐怖

・イライラ

など様々な感情が生じています。

 

身体にも大きな変化があります。

・心臓がどきどきする

・汗が出る

・体がうまく動かせなくなる

・眠れない

・顔が赤くなる

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飯田杏奈

臨床心理士

心理系大学院修士課程を修了後、臨床心理士資格を取得。教育機関や療育施設、カウンセリングルームにて勤務。未就学児から大学生、大人までさまざまな悩みに向き合っている。一児の母として子育て奮闘中

  • 本コンテンツは、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。
  • 本記事は2019年2月25日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。