やりたいことが見つからない時にやること11選を産業カウンセラーが紹介

2019.06.03公開

みなさんは「やりたいことがありますか?」と聞かれたらなんと答えるでしょうか。

 

「やらなければならない」ことは山のようにあるのに、「自分が何をやりたいのか?」と考えることは意外と少ないのではないでしょうか?

 

そこで今回は、やりたいことが見つからないと悩む特に20代、30代の方を中心に試してほしいことをご紹介します。

 

簡単にできることを中心に、仕事とプライベートに分けて解説したいと思います。

 

【関連記事】

>>内発的動機づけを高める方法・メリット・デメリットを臨床心理士が解説

>>仕事で褒める3つの効果!自分を褒める効果や方法は?心理学研究から解説

>>自己肯定感を高めるには?手軽な方法10選を臨床心理士が解説

>>新人で放置されて辛い…転職前に試したい7選を産業カウンセラーが紹介

>>ロールモデルがいない…ロールモデルの効果・重要性・見つけ方を解説

 

やりたいことが見つからない時に【プライベート編】

①自分がやってきたことを書き出す

「やりたいことは何か」と考えた時、「トイレに行きたい」「おなかがすいたからラーメンを食べたい」など、身近な欲求ほど簡単に思い浮かびます。

 

目標が遠ければ遠いほど、考えるのには想像力や計画力が必要とされるため、

「近いうちに休みが取れたらどこか旅行に行きたいな」

「そのうち車を買い替えたいけど金銭的になかなかむずかしいな」

など、漠然とした目標しか思いつかないものです。

 

その原因のひとつとして「自己分析」不足が挙げられます。

 

自己分析とは学生時代、就職活動の際に聞いたことがあると思いますが、企業への志望動機を書く際には必ず必要となる作業です。

 

プライベートにおいて、

「自分が今までどんなことをやってきたか」

「どんなことを考えてきたか」

をできるだけたくさん書き出してみてください。

 

それは人生の「自己分析」であり、「やりたいこと」を見つけるための第一歩となります。

 

②子供のころの夢を思い出す

自分がやってこいたことをか書き出した後は、「子供のころの夢」を思い出すこともおすすめです。

 

子供のころの記憶は人の成長のベースにもなっており、現在の自分に大きく影響を及ぼしていることもあります。

 

忘れていた記憶を呼び覚ますことで、過去の行動や現在の立ち位置への理解を深め、結果として「やりたいこと」を見つけることができる場合もあります。

 

③現在の不満を書き出す

過去の自分と向き合った後は、現在の自分について考えてみてください。

 

特に、「不満」に感じていることを正確に理解することこそ、やりたいこと探しにつながります。

人は不満があれば、当然解消したいと考えるものです。

 

解消の仕方は、問題を根本から解決する、あるいは他の行動によりストレス解消するなど様々あります。

 

不満を解消する行動を通じて、「やりたいこと」を見つけることができる場合もあります。

 

④やりたいことリストの作成

前述(①~③)の方法で自分がやりたいと感じたことを見つけることができたら、頭の中で思い描くだけでなく

「やりたいことリスト」にして残しておく

ことが重要です。

 

人の脳は「ものを忘れる」だけでなく、特に記憶を無意識に改ざんします。

 

今この時、「〇〇をやりたい!」と感じていても、1年後には全く違うことをやりたいと感じているかもしれません。

 

毎日いろいろな人と会い、様々な経験をする中で人は成長していく生き物ですので、やりたいことが変化していくのは当然です。

 

一種の成長といってもいいと思います。

 

しかしながら、過去にやりたかったことを忘れ、記憶の改ざんを繰り返していては、やりたいことはいつまでも達成されず、また自分自身の成長を理解することもできません。

 

「やりたいことリスト」は自分自身の記憶の整理とともに、自己理解を深めるためにも非常に有用な作業だといえます。

植前健太郎

産業カウンセラー キャリアコンサルタント

大学・高等学校にて進路相談・キャリア形成支援講座を担当するほか、未就業者への就業支援、企業に勤める方向けのキャリアカウンセリングなど幅広い領域にてキャリアサポートを行っている。

シェア
ツイート
ブックマーク
  • 本コンテンツは、メンタルヘルスに関する知識を得るためのものであり、特定の治療法や投稿者の見解を推奨したり、完全性、正確性、有効性、合目的性等について保証するものではなく、その内容から発生するあらゆる問題について責任を負うものではありません。

関連記事