うつ病は治る?治らない?初期症状・原因・再発防止・接し方【専門家まとめ】
うつ病の治療・対策は?
「うつ病かも」と病院に行くタイミング
うつ病を疑って、病院に行くタイミングは、
・2週間以上、気持ちの落ち込みが続く
・食欲がない、不眠が続く、だけど体の病気がない
といった場合です。また、死にたくなった時、「死にたい」という言葉を周囲の人が聞いた時もすぐに病院に行くようにしましょう。
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精神科初診時のポイント
受診前に、「あなたが今、何に一番困っているのか」ということについてリストを作っておくとよいでしょう。
また、あなたの成育歴を簡単に書面にまとめておくといいでしょう。診断の際に参考資料として有効になります。
成育歴を書く時は、
・出生時
・乳児期
・幼児期(保育園・幼稚園)
・小学生
・中学生
・高校
という具合に、その時期ごとにあなたの様子を簡単にまとめてみて下さい。あなたが小さい頃の様子は、ご両親などに事前に聞いておくといいでしょう。
その中で、特にあなたが不自由に感じていた所や上手くいかないと感じていた所などを挙げておくといいでしょう。
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通院時のポイント
診察中、言いたいことが沢山あるのにまとまらない時に、主治医の先生に「お手紙」を書いて持って行く方法があります。
お手紙を書くと、大体こちらの話したことが記録に残るので、話を思い出すときにも役に立ちますね。
前回、通院したときよりも、落ち込んでいたり、意欲がなくなっていたりしたら、それはお医者さんに伝えるのが良いですね。
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うつ病で入院するケース
通院治療が基本のうつ病治療ですが、うつ症状が重いときや、家族などのサポートが得られにくい場合には、入院治療が必要と判断されることもあります。
例えば、
・自殺を企てる可能性が高い
・うつ症状が重く、食事がとれない、衰弱が激しい
・抗うつ剤の調整がうまくいかない、副作用が強い
・他の疾患も合併している場合
・一人暮らしで、生活の再構築が難しい
・家族環境が問題で、休養をとれる場所がない
・家族のサポート得られない
などの場合に、入院が必要になることもあります。
うつ病での、入院費には健康保険が適用されますし、ひと月の医療費が一定以上かかる場合には、高額療養費制度を活用することもできます。
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- 本記事は2017年3月29日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。