自己肯定感を高めるには?手軽な方法10選を臨床心理士が解説
自己肯定感を高める方法10選
過去ではなく現在に目を向ける
過去の失敗経験ではなく、現在に目を向けてみましょう。今までのさまざまな経験を経て現在の自分があります。
まずは今の自分をありのまま見つめることが大切です。
毎日良かったことの日記をつける
日々の生活の中でちょっとした良かったことを探してみて、日記につけてみましょう。
例えば、電話の応対がスムーズだった、英語の発音がうまくいった、髪型をほめられたなど、何でも良いです。
自分を褒める心の声
ふとした瞬間に自分を責めるような心の声が聞こえてくる方は、積極的に褒めるような心の声に変えてみてください。
何か失敗してしまったときに、「ああ、また失敗した」と聞こえたあとに、「ま、でもうまく出来た部分もあるな」など、褒める心の声を後から追加してみましょう。
すごく小さな目標を設定して実行してみる
目標を設定して実行してみるのもひとつです。ポイントはすごく小さな目標です。
「隣の席のひとに、少しだけ大きな声で挨拶する」
「ひと駅手前で降りて歩いて帰る」
など、実現可能な目標です。うまくいったら先ほどの日記に書くネタにもなります。
自分を元気付ける言葉をいくつか考える
自分自身を元気付けるような言葉を考えておき、何かにチャレンジするときや、失敗してしまったときに思い出してみましょう。
「為せば成る」など、名言や自分のオリジナルの言葉など、いくつか用意します。
理想の自分になりきって行動してみる
まず、理想のなりたい自分を想像してみます。
そして、理想の自分だったらどんな事を話し、どんな行動するのか、理想の自分になりきってみます。
もし、うまくできなくても、あくまで演じてみることなので気にする必要はないです。少しずつ演じてみることで、理想の自分に近づけます。
友人や家族同士で良いところ探し
自分ではなかなか良いところを見つけるのが難しいかもしれません。
そんなときは友人や家族と一緒にお互いの良いところを探してみましょう。
自分でネガティブに思ってたものや、意外なものが良いところとして見つかるかもしれません。
ネガティブな側面を別の言葉で置き換えてみる
自分のあまり好きになれないネガティブな側面があると思います。
例えば、「マイペース」なら「人に流されない」だったり、「優柔不断」なら「柔軟な考えを持てる」だったり。別の言葉で置き換えるだけで、自分の特徴の新たな側面が見えてきます。
マインドフルネス
マインドフルネスは現在の自分に注意を向け、ありのままに気づき、ありのまま受け入れるものです。
マインドフルネスを学ぶことで自己肯定感がアップします。
【関連記事】
>>1日15分!マインドフルネスのやり方・簡単呼吸法とは?臨床心理士が解説
カウンセリングをうけてみる
カウンセラーと相談をして、自己肯定感がアップすることを目標にカウンセリングを受けることができます。
自分に合った方法のカウンセリングを受けることで、より自己肯定感が上がりやすくなります。
さいごに
自己肯定感を高める方法はたくさんあります。
そして、自己肯定感はすぐに高まるものではなく、日々の積み重ねで少しずつ高まっていくものです。
今回ご紹介した方法を試していただき、是非自分に合った方法を見つけて自己肯定感を高め、より自分らしく、心身共に健康な生活を目指しましょう。
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- 本記事は2018年12月6日に公開されました。現在の状況とは異なる可能性があることをご了承ください。